技術と政策は、文明の二本柱です。
文明活動の本体である経済・社会活動を、豊かにするのが技術、健全に保つのが政策であり、
技術の具現化に必要なものが物的資源、政策の実現に必要なものが人的資源だとすると、
技術は次の4つに分類できます。
① 直接ルート …… 主力(核心)技術 …… 農業・工業・情報技術など。
経済・社会活動の生産性を劇的に高め、制度・政策にまで影響を及ぼして、文明段階を画する技術。
② 間接ルート …… 関連(周辺)技術 …… 土木・金属・電気工学など。
主力技術の物的資源化に役立ち、次の主力技術を生み出しうる技術。
③ 自助ルート …… 研究・開発技術
科学研究・技術開発を助ける技術。
④ 互助ルート …… 社会工学的技術
政策の立案・実施を助ける技術
④の社会工学的技術はさらに、相手方となる政策の分類に応じて、
経済・社会政策を助ける組織・会計技術、
人的資源政策を助ける公教育・公衆衛生技術、、
行政管理政策を助ける企画支援技術《オペレーションズ・リサーチ》などに分かれます。
2019-01-03 10:48:43 +0000