高度成長期の1961年に首都近郊の非電化地域を中心に配備された通勤型気動車。
山手線に投入されていた通勤型の代表格である101系を元に開発されており、乗客収容力の確保の為ロングシートを採用、乗降効率向上の為片側3ドア形式を取っている。
車体強度を確保する為外吊り式扉を採用していたが構造上の問題でおこる冬季の隙間風が乗客には不評だった。
また、踏切事故対策として車体前面が強化する改造も既存車・増備車に順次施されたのも特徴の一つ。
その後、首都近郊が電化されると地方への配置転換が進むが、通勤型ゆえローカル線や長距離線対応できず1980年代頃までにほぼ淘汰されてしまう。
国鉄解散時に大量に叩き売りされ、買い取った関東鉄道で現在も活躍中。
なお、本来のエンジンが非力で部品調達も困難な為新型に交換されている。
2009-11-16 05:15:50 +0000