30年10月ムーパラ新刊(ジャンサン)『Factory』

あそう@双月社

元々はサング用のパックを手下達が欲しがったのが切欠でサングは製造販売する工場をもっている小さな会社と契約しようとする。その本当の理由は、ヤクザに向いていない若い衆が、将来働ける場所を作ってやりたいからだ。そう言ったサングの考えに共鳴したジャンフンが、サングが工場と契約できるように影に日向に手伝ってくれた。そうやって二人で何かを作り出してみると、二人でする共同事業が思いの外楽しくて、二人はワクワクした気持ちで一杯になっていった。

「何か…楽しいな、先生」
「ああ…何か……楽しいな、ゴロツキ」

見つめ合い二人は、どちらも嬉しそうな笑顔。以前も二人で生命掛けで一つの事を成し遂げた。
だが、あの時は、一つ間違えれば破滅が待っているという状況で、生命掛けの綱渡りだったから楽しむ余裕などなかった。だが今は、二人で未来というものに向かって走っている。それが無性に楽しい。

「なぁなぁ先生ぇ。
 ヤクザもんだってバレたら軽くみられるか警戒されちまうから、一緒についてきてくれよぉぉ」
「……仕方がねぇなぁ……」
「なぁなぁ……先生ぇ…。
 田舎だろう、遠いだろう…二人っきり…だろう。泊まってかねぇ」
「……計画的犯罪だな、お前」
「……………だって久々じゃねぇか、二人っきりなのは。
 だったらお前とイチャイチャだってしてぇし、思いっきり…セックスだってしてぇ…もん」
「………………それは…俺も……同じだな」
「だったら、先生♪」

ワクワクドキドキのサンちゃんと先生の小旅行。
打ち合わせしてはイチャイチャ、下見に行ってはイチャイチャ。契約にいってはイチャイチャ。

「俺は、決めたからな、お前を幸せにする。
 何があってもぜってぇ離してやらん」

そう言い切る先生とのイチャイチャラブラブ生活は順調。
だが二人で立ち上げた化粧品部門は、波乱万丈の匂いがプンプン、これからどうなるどうなる?!!

分厚い一冊。でも、どこをきってもラブラブです♪(^^)/

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2018-10-07 09:50:49 +0000