【ハナムケ】フローヴィト【3期】

なと
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🌱朽ちゆく世界にハナムケを【illust/67637283

🌱フローヴィト・コンフィチュール Florvite・confiture
 所属国:シータ=レイア
 所有ポイント:110pt<70(前期)+30(継続)+10(イベント)>

✧素敵なご縁を結ばせていただきました(10/16)✧
白の国:ベネデッタ・ネテブラッソ様 【illust/70492475


novel/9705213

編集中……

🌱家族
父:オリヴィエ様【illust/69727228
「父さんはいつだってまっすぐに、母さんを、俺たちを守るために生きていた。昔はそうじゃなかった、中途半端だったって言ってたけど、俺にとってはずっとそうだ。俺と姉さんの父さんで、母さんのためのただ一人の騎士。あの背中は、ずっと焼きついているよ」
母:アミュール(70pt)【illust/69935721
「母さんはいつでも強くて、父さんが死んでからしばらくは元気なかったけど、それでも最期まであんまりにも堂々としてたから、父さんみたいにいなくならないんじゃないかって、そう、思ってた。……分かってたけどな」

「俺と姉さんは、父さんと母さんの生きた証。この瓶は二人の愛が今も続いていることの証。あの歌は、二人の愛の物語。だから俺は、何があっても、たとえ瓶が割れてこの身がどうなろうとも、命ある限り最期まで歌い続ける。二人の物語は、終わってなんかいないからな」

姉:ドルチェ様【illust/71180917
「フワフワしてるのは認めるが、あれでいて俺の姉さんは強かだ。現に今も旅を続けている。なんといっても俺の姉さんだからな」
「一緒に行ければ心配も何もいらないんだがな、死者の魂は増え続けている。俺たちの使命は仲良くお散歩することじゃないからな。まあそのうち『運命の人』でも見つけてくれれば安泰だろう。……だから、一緒じゃなくても、大丈夫さ」


🌱既知関係
従兄:ノクス様【illust/70623197
「星降る夜なんて乙じゃないかと思っていたら……お前も変わりないようだな」
「俺の歌が聞きたくなったらいつでも来い。…小さくて見つけられるか分からない?俺の美しさを見落とすようなら、お前もそれまでさ。せいぜいそうならないよう、達者でな」


お供たち
 ミズクラゲのラン:ハンドベルのような音を鳴らす。自由で気まぐれ、よくふらふらと波に流されそうになっている。
 ザトウクジラのヴォア:自身も歌うと同時にパイプオルガンのような音を鳴らす。契約した時から体の大きさが変わらず、子どもの姿のまま(約3m)。フローヴィトの歌う『愛の歌』がお気に入りでよくせがんでいる。

🌱継承
ジャム・ドール【illust/68797085
月夜行【illust/68819034
一角獣【illust/68615191
譜魚【illust/68499198



金の砂を零し、天翔ける夜色の竜を見た。

Chapter:シンショクの世界 

その声は、炎にまかれた彼の国より届く。
ぞわりと背中を撫で、あらゆるものを飲み込まんとするそれは、
今まで朧気に付きまとっていた世界の声か、それとも。

蔓延る魔物、流行る疫病
人々は選択する。己のため、愛する者のため。

そして、彼女も。

「ベネデッタ」

誇り高き少女へ。歪なガラス片を手渡す。
金の鎖は、光を散りばめささやかに輝く。

「―預けたからには、返してもらうぞ」

かつて己を守っていたように、どうか、少女を守るように。



その声は、地の底から届くようだった。
恐怖、苦痛、混沌。
じわり、じわりと、世界に根を張らんとする忘却の病。

ならば、俺は。

「───聞け!俺の歌を!

泣くな、泣くな!今はその時ではない!
忘れるな!愛する者を、その背中を!終わらせるな、その愛を!
嘆きも悲痛も、全ては俺が引き受ける、何も恐れることはない!

───だから、

歌え、歌え!その旋律が、帰るべき者の道標だ!
謳え、謳え!───愛の歌を!」

鳴らす声は、今を生きる生者のために。
胸に灯す炎は、ただ一人の少女のために。

─声が聞こえた

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2018-10-06 13:27:04 +0000