戦隊シリーズのモチーフの中で一番多いものといえば動物。その発端であるサンバルカンはデザインとアクションで善戦し、スタンダードの一つになった。それから6年経って現れた2代目動物モチーフは戦隊シリーズのデザインに革命をもたらした作品として今でもリスペクトがちらほら見受けられる1品。
この度のイエローライオン、もといライブマンチームはまさにそれで、『ヘルメットが動物の形』、『動物の口がゴーグル』、『各人の巨大メカが動物型』と、以降の動物モチーフの大多数に採用されるパターンを最初にやった例ということになる。武器にまで(余談だが当時の後楽園ゆうえんちのアトラクションで使用されたのはオリジナル武器だがやっぱり動物の意匠がある)動物の意匠が加わって非常に馴染みやすい。
メカについては動物型以外にもスーパー合体というもう一つの革命があったけど、ゴーカイジャーでスーパーライブロボが大いなる力として登場したり、ルパンレンジャーVSパトレンジャーではグットクルカイザーVSX初登場回に登場したコレクションがツインブレスだったりと結構愛されていることがうかがえる。
特に彼のメカであるランドライオンのミニチュアはモーターとクランクを仕込んで実際に『走る』ことができる非常に凝った代物。最近はめっきりCGが主流だけどミニチュアの四つ足動物がまた見たいねぇ。直近だとワンマルがいるけど、ライオンみたいなカッコいい系の動物のがいいな。
2018-09-29 15:17:05 +0000