☁️眠れぬ君に、よい夢を【illust/70029555】
此方の素敵な企画に参加させていただきます。
▧深月 綾 -Mituki Ryou-
::29歳|♂|声優|173㎝|BAKU::
一人称:僕、お兄さん
二人称:君、名字or名前+くん付け(年上はさん付け)
好き:モンブラン、料理、読書
苦手:苦いもの、騒がしすぎる場所
今人気急上昇中の声優。
童顔な所為でよく学生に間違われる。
めちゃくちゃ大食らい。でも全く太らない。
SNSが仕事の宣伝以外ほぼ飯テロ。
姉2人妹1人の4人兄弟。
名前を「りょう」じゃなくて「あや」と間違えられる事が多すぎて最近は諦め気味。
悪夢症候群改善策にはとても協力的。
「こ〜ら!また僕に黙って我慢してたな〜?しんどくなる前に連絡しなさいって。もっとお兄さんを頼りなさいな。」
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*素敵なご縁をいただきました!(9/23)
藤堂 鞠莉佳さん【illust/70812739】
(鞠莉佳ちゃん→鞠莉佳)
「はじめまして、貴女とペアを組む事になった深月綾です。藤堂さん、これから宜しーーえ?下の名前がいい?……分かった。それじゃあ鞠莉佳ちゃん、これから宜しくね?」
区役所によって決められペアを組む事になった罹患者と対面した時に、彼女の明るい性格に驚いた。
(悪夢症候群といっても常に悪夢に魘されたりするって訳じゃないのか…?)
最初のうちは10歳以上も離れている年齢に戸惑いもしたけれど、フレンドリーな彼女の性格もあってか、打ち解けるのは早かった。
「んん?誰が高校生みたいだって?確かに鞠莉佳ちゃんより背は小さいかもしれないけど!ちゃんと成人してるし、なんならもうすぐ30代だからな……!」
「鞠莉佳ちゃんも甘いもの好きなんだ?美味しいよねぇスイーツ。今度一緒に食べに行こうか?」
けれど、何度も会っていると悪夢に魘され辛そうにしている姿も見えるようになってー……
「ちょっと、凄い顔色悪いじゃん……!どれだけ我慢してたの?辛いなら僕を頼りなよ…その為のペアでしょ?」
「あ〜〜もう、また我慢してたでしょ?いい加減薬じゃなくて僕を頼ってよ……!」
「大丈夫。鞠莉佳ちゃんがいい夢見れるように僕が側にいるから。安心して?」
そしてペアとして何度も会って彼女と接しているうちに、彼女への想いは変わって行き……
(彼女の症状が治ってペアが解消されたら、もう一緒に過ごす事はなくなってしまうのかな……)
想像した途端ゾッとした。
それまで彼女と離れる事なんて全く考えていなかった。
ーーいつの間にか自分の中で彼女といる事が"当たり前"になっていたのだ。
彼女を手放したくないと思った。
けれどそれはダメだ。
まだ高校生の彼女と、もうすぐ30歳になる自分。
これから沢山の出会いがあるだろう彼女を、その可能性に溢れた未来を、自分が奪ってはいけないと思った。
それなのにーー……
「君に、そんな事言われたら、離れようと決意したのに気持ちが揺らいじゃうでしょ……」
本当なら離れなければいけないのだろうけれど、彼女が僕と一緒にいる未来を望んでくれているから、手放せなくなってしまった。
「もう、離してあげられないから。覚悟してて」
ーーこれから先、ずっと君に最高の夢を見せ続けるから。
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何か問題や不備等ありましたらお手数ですが各種ツールまでお願い致します。
宜しくお願いします!
(キャプション随時編集)
2018-09-10 09:09:56 +0000