ハサミムシ型メカローバー『アルハン』

テラ

第27話『モンゴル高原・荒野の三人』に登場する『ハサミムシ型メカローバー アルハン』より。

※解説
 ハサミムシをモチーフとした大型飛行メカ。ただし、モチーフとはいえ身体が長く作られた上、翅を備えているなどハサミムシとは異なる部分もある。推進力はレシプロエンジンだが、超低速飛行や滞空する事も可能な模様で、どういった浮遊原理なのかは不明である。武装はロケット弾と、胴体部に備え付けられた重機関銃1丁のみ。
 モンゴル平原にある小さな集落を襲った。当初は、盗賊たちに敢えて投石器といった原始的な兵器を与えて、その集落内に隠された財宝を横取りしようとたくらんだゼロ卿だったが、モンタナがケティ号を引っ張り出して来たことを受けて、メカローバーで直接攻撃に出る。
 盗賊の長も乗り込み、重機関銃で村を銃撃し、ゼロ卿は飛び立つ前のケティ号をロケット弾で攻撃した。しかし、誘導性能の無いロケット弾は惜しくも外れた。すると、モンタナが何かしら怪しげな行動を目にしたゼロ卿は追跡。背後からロケット弾を再度発射するも外れ、真正面の小屋に直撃した。これが思わぬ運命の分かれ目となる。
 小屋が火事となって煙を上げ、その直上をたまたま通過した途端、小屋の中にあった花火が引火し大爆発。メカローバーは、そのとばっちりを真面に受けて操作不能に陥った挙句、そのまま盗賊の野営テントに墜落した。最後は頭だけになり、盗賊から逃れる為、頭のみで逃走することとなった。

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2018-08-30 13:40:40 +0000