前回のまほさんに続き、アンチョビ姐さんにも着てもらいました。
イタリアがスペインに派遣した機甲部隊・Raggruppamento Carristi(戦車兵戦闘団)の大尉です。
絶望視してたイタリア・スペイン派遣軍の軍装資料が入手できた…!
ドイツのコンドル軍団の地上部隊は小規模(でも戦略上重要)な派遣に終わりましたが、一方のイタリア軍はCTV(Corpo Truppe Volontarie)と称して国防義勇軍3コ師団+陸軍1個師団を大々的に派遣しました。
戦車部隊はRRS(Raggruppamento Reparti Specializzati)として装甲自動車中隊などとまとめて運用され、1937年10月には増強されてRC(Raggruppamento Carristi)と改称されました。
使用車両はカルロベローチェCV33~35が主力で、中にはブレダM35・20mm機関砲を銃架に換装したものもありました。また、L3/LFによる火炎放射戦車中隊も配属されておりました。
軍装は1937年4月~1938年2月ごろを想定しております。
四角い4ポケットの熱帯用イタリア軍制服(サハリアーナ型も使用)にスペイン軍階級章を付け替えただけです。ベルトもイタリア軍将校用で、絵ではベレッタM34のホルスターを着用してます。
M34ブスチナをかぶせましたが黒ベレー帽も階級章を付けて使用してました。
階級章の位置が胸から袖口に変わったり、さらにポケットの前にスペイン外人部隊章が付いたりと数か月単位でコロコロ変わるので難しい…。「いつの時期のを描くか」という割とどうでもいいことで悩んでました。
2018-08-22 12:13:30 +0000