名前:Tyrann-テュラン-
種族:ア/ー/ぼ/っ/ク
特性:いかく
「あ”?・・あっ?どうも・・・すみません、ちょっと寝てました」
「話?はなし・・・特になにも無いんスけど。やりたいことあります?案内くらいしますよ」
「ぴあす?・・・あー・・やめとった方がええと思います。林とか引っかかると面倒や」
「意外と怖くなかった?そりゃぁ・・よかった。・・え?送りますけど。普通に危ないっしょ」
元のトレーナがヤンチャだった影響で
左右対称にピアスがついている
無口で無表情、何を考えているか分かりづらいが
確り者で、ソッとサポートするタイプ。
人見知りもするので最初は本当に話題が浮かばくて焦る
敬語ゴチャゴチャだけど、ちゃんとお礼も言えるし御免も言える
話せばキッパリ潔い義理堅い蛇。良い子!
寒さにも暑さにも弱く、いくら寝ても寝足りないらしい。
口元のピアスのせいで笑ってるように見えるのがイヤ
〇番〇
昔のトレーナーから贈られたピアス
種族と性格も合わさって、近寄り難い存在だと自覚があり
多種と交流無しでも暮らせる島でテュランは生きていました
その日も普段と変わらない気長な一日
小枝を加えてアッチコッチと歩き回る小さな存在を眺め
野良蛇なら食べるんだろうな。と考えながらボンヤリ
ふと、眺めていた小さい存在に保護者となるモノの影が無い事に気づきました
「・・・本当に食われちまいそうだ」
**保護対象で捕食対象、将来のパートナー**チドリさん【illust/70332842】
不審を承知で声を掛けると小さいアちゃモは大きな相手に慌てふためき
テュラン自身も相手が予想よりも見かけも年齢も低いのだと驚きました
多種と交流無しでも暮らせる島、でも親が居なかったら・・?
伝わりやすい言葉を紡ぎ、なんとか名前を聞き出すことができた頃には
“親代わりを探そう”と目標ができていました。
「あのトリは?親の代わり・・ダメか、そうか。チドリは飛べないんだった」
「今度は何を拾ったんで?あー・・石。これも取っておくんか?そうかー・・なら、埋めに行こか」
「チドリは脚があるやろ?俺みたいに土に体擦っとらんで、こう・・さっきみたいに脚使ってみ?」
親代わりが見つかるまでの一時的な保護は、一時的と表現するにはあまりにも長く
食べ物の取り方や寝床等も共にし
チドリさんの拾ってきた物の保管場所まで出来ていました。
ほのおタイプの熱は体温調節の下手なテュランに対して心地良く
チドリさんが言葉を覚えた頃にはテュランの口足りない部分を埋めるようになり
親が居なくても生きていける。そう思うくらい成長したチドリさんは
テュランにとって離れ難い存在へと変わっていました。
「チドリ。これを一つ持ってろ。まだお前には大きいけど、いつか合う時がくるからな」
片方のピアス。
それを渡す意味が分かる頃には好い相手に出会っているだろう
その時に相手に贈るモノが小枝じゃ格好つかないだろうから。
その時には子離れできない自分も少しはマシになっているだろうから。
その時がくるまでは・・隣に並ぶのは己で我慢してほしい。
重い想いを抱えたピアスは二匹だけが知る保管場所で、その時を待っています
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随時編集予定です。
番以外にもお友達等募集中です
初参加で未熟な点があると思いますが、どうぞ宜しくお願いいたします。
交流は少ないかもしれません。
2018-08-14 05:03:46 +0000