安倍の挨拶 原爆死没者慰霊・平和祈念式
ロシア資本 6850発
米国資本 6450発
フランス資本 300発
中国資本 270発
英国資本 215発
パキスタン資本 140発
インド資本 125発
イスラエル資本 80発
北朝鮮資本 15発
総資本計 14445発
近年、核軍縮の進め方について、各国の考え方の違いが顕在化しています。真に「核兵器のない世界」を実現するためには、被爆の悲惨な実相の正確な理解を出発点として、核兵器国と非核兵器国双方の協力を得ることが必要です。わが国は、非核三原則を堅持しつつ、粘り強く双方の橋渡しに努め、国際社会の取り組みを主導していく決意です。と核軍縮に関する賢人会議とか、NPT運用検討会議とかを持ち出しながら、そうしたブルジョワ世界のご意見をも聞きながらと、他人任せを並べて、祈念の挨拶としました。自分ではなにも世界に働きかけることはしないと多くの人々は聞いたことでしょう。何故働きかけることができないかが追及される点であり、安倍はブルジョワジーの単なる装置であって、資本家は、自らの自由を少しでも制限されず、原爆商売を侵されないために、その装置を維持していると云うことです。彼にとっては傘の振り付けを自らに課す以外の方法がないと云うことです。
ICANのスージー スナイダーさんは、「核兵器にお金を貸すな」と、金融機関に対して、核兵器関連企業に投資しないようにと呼びかけました。資本の自由に制限を加えるものですが、使わずに捨てる商品の買い手の銭に群がるブルジョワジーの狂気を絶つことなどできはしないでしょう。また、中央大学教授の目加田説子さんは核兵器禁止条約が採択されたことについて、大国の反対を押し切り、これらの条約が採択されたのは奇跡ではない。人々の普通の感覚が生んだ勝利だと述べています。人間としての私達の自然な感覚は、核保有を正当化するいかなる論議にも負けない力があるとも述べています。(いずれも朝日8/6国際平和シンポジウム2018)普通の人間の社会と捉えるだけでは、ブルジョワ階級との闘いが見えてこないでしょう。資本の廃絶が見えなくては闘えません。世界の労働者たちよ団結せよ。資本論を読もう。
2018-08-06 08:09:44 +0000