【ハナムケ】ズィアスピダ【2期】

蒼幻しいか
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最終更新日:2018/11/22 ※顛末追記
■企画:朽ちゆく世界にハナムケをillust/67637283

名前:ズィアスピダ
年齢:22歳 / 性別:男性 / 種族:撃蹄族(混血)
一人称:私 / 二人称:君 / 口調:丁寧に話そうとする努力は感じられるが、抑揚に乏しい。

所属:レフコニア
ポイント:80pt(前期30+継続30+イベント20)

■両親
父:クロノスィフォス(illust/68920832)30pt ※故人
母:メモリアさん(illust/69038006)30pt ※故人
片割れ:マシェリさん(illust/70038657
「久しぶりの再会だというのに、まるでお互いの生存確認のようだね。…あぁ、ごめん、ごめん。君が強いのは知っている、でも私にも君を案じる自由はあるでしょう」
「君が嫌悪していると知っていても、私は『英雄』に焦がれるでしょう。理解しあうのは……難しいでしょう、仕方のないことです」

■8/28素敵なご縁を頂きましたヾ(*´∀`*)ノ
フェール・イール在住、広い世界に思いを馳せるたおやかな詩人、
キルクルス・ラクテウス・ベルファートゥムさん(illust/70210977
「あぁ、突然失礼しました。とても好い謳だと思いまして。よろしければ少し、聴かせていただいてもよろしいですか?」
「こんにちは、先日はどうも。そういえば名前をお聞きしておりませんでした。私はズィアスピダ、今はレフコニアに住む者で、仕事柄各国を行き来しています。差し支えなければ、お名前を伺っても?」
「いつかは詩人に……そのために、日々謳を。素敵な夢ですね、私はキルクルスさんの謳をとても好ましく思っています。夢が叶うと良いですね」

「………え、何です?涙、私が?まさか、私は人前では……これ、は。き、君の今日の謳、とても素晴らしかったから、感動したんです。言葉以上に……だから、無意識で、その」
「…今から言う言葉はただの独り言です、聞き流していただいて構いません。私は、少なくとも物心ついたときから、無性に悲しくなるときがあるのです。きっと両親の最期と関係があるのでしょうけれど、はっきりとした理由はわかりません。悲しいばかりで、心が押しつぶされそうになる」
「貴女の謳は本当に素晴らしいものです。貴女の謳に、私の心はどれだけ救われていたか……ですが、今日は少しばかり油断が過ぎたようですね。すみません……みっともない姿をお見せしました」

「この謳……私の、ため? そ、そういうのは……いえ、とても嬉しいですよ。嬉しいです、それ以外の言葉が見つからないほど。ですが、これではまた……み、見ないでください! ひどい顔をしていますから!」

「今日、仲間たちには暇を貰うと伝えてきました。貴女の傍にいたいのです。いつか許しが出たら、共に旅に出ましょう。貴女の夢が叶うのを、傍で見ていたいのです」

そしていつか、いつか……

―――貴女のために、死なせてください

more...(novel/9807505

■選択:キュウジョ
「……救助に向かいます。この図体ならば、力仕事では役に立てるでしょう」
「かわいそうに。あなたの代わりになることができれば……そうすれば、私は」
より力になれそうな方、という理由で救助活動を優先することに。
穏やかな笑みを浮かべつつ、当たり障りのない態度で周りとは接しているが、
ひとりきりのときに犠牲者の前で何かつぶやいている際、心底悲しそうな表情をしていることがある。

■Next...
息子:アリスティギオ(illust/70705370
「適化術を使いつつもこの打ち込み…なんという体力バk…身体能力。ちょっと、待ってくd……!! 一旦休憩しt…!! リスティ!!いい加減にs」
娘:ルーナちゃん(illust/70680735
「悲しみに共感できるのは、そのひとが優しいひとだから。ルーナは優しくていい子ですね。今日もキールと歌の練習を? 後ほど聴きに行ってもいいですか?」
娘:マリノワ(illust/71169198
「胸の薔薇を継がなかったマリー……あなたには二人とは違う、少し嫌な予感がします。どうか、自身を大切に。命を粗末にすることのないよう……」

「子どもたちにも気を遣わせてしまいましたね……。大丈夫、キールのことは私が支えるから。君たちは自分の幸せのみを考えてくださいね」

………

……



命からがら揃って白の国へと逃げ延びる。
震える彼女を抱く腕に、ふと違和感を覚えた。
視線を落とした先には、つい先刻まであったはずの、
いつか彼女に捧げようと思っていた青い薔薇が、跡形もなく散っていた。

「……私の夢はここまでです。以後、貴女の夢を私の夢としましょう。命が続く限り、貴女の傍らで貴女を守ります。大丈夫、私は不死身なのですから」
「貴女の悲しみは私も背負いましょう。かつて、私の悲しみに貴女が寄り添ってくれたように。……貴女に助けていただいた私では、頼りないかもしれないけれど」


■ナニカ問題がございましたら、ご指摘をお願いします。
あちこちに素材をお借りしております。

実のところ、視界はほぼ失われていた
だけど震える声や、つながれた手から察してしまう
きっと彼女は涙を堪え、笑って私を見送ろうとしているのだろう
鮮烈な死を望んだ私が、まさかこのような穏やかな最期を迎えられるとは
でも―――悪く、ない

彼女に出逢えた運命と、共に歩めた軌跡に感謝を、
そして、彼女の未来が健やかなものでありますようにと祈りを

―――第3期、寿命により逝去

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2018-07-27 14:52:53 +0000