「というわけで、今日は記念日!」
俺「だね」
牧野「となると
もちろんお祝いが必要だよね ふふふ」
俺「ん?」
牧野「さ、今から記念お花見パーティよ!
早速お酒とおつまみの用意しなきゃ」
って、まず帰って普段着に着替えたほうがいいわね
さ、準備準備 っと」
俺「う、うん」
先生がぐいと俺を引き寄せる
まだ、彼女との「これから」は始まったばかり...
いや、時期的にはまだ「待機中」なのかもしれない
先生は正義感が強くて、とても真面目で
色々危なっかしい所も多いけど
どんなときも傍にいて、守ってあげないとな
牧野「どうしたの?」
俺「な、なんでもないよ
それより、花見なら少し先にもっと大きくて
桜の一杯で、綺麗な公園もあるんだけど」
俺は彼女の手をもう一度やさしく握ると
彼女も握り返してくる
牧野「...私は、こっちの方がいいかな
特別な場所だもん」
恥ずかしげに彼女が言うと同時に
春風が舞った
それはまるで、俺達のことを祝福するかのような
柔らかく、暖かく 包み込むように...
(終)
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お付き合いどうもありがとうございました
とりあえず完結!
次回あとがきで完全終了予定です
2018-07-26 19:19:59 +0000