#83 悠遠のプリズム(終)

みらくる☆
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「というわけで、今日は記念日!」
俺「だね」

牧野「となると
もちろんお祝いが必要だよね ふふふ」

俺「ん?」
牧野「さ、今から記念お花見パーティよ!
早速お酒とおつまみの用意しなきゃ」

って、まず帰って普段着に着替えたほうがいいわね
さ、準備準備 っと」

俺「う、うん」
先生がぐいと俺を引き寄せる

まだ、彼女との「これから」は始まったばかり...
いや、時期的にはまだ「待機中」なのかもしれない

先生は正義感が強くて、とても真面目で
色々危なっかしい所も多いけど
どんなときも傍にいて、守ってあげないとな

牧野「どうしたの?」
俺「な、なんでもないよ 
それより、花見なら少し先にもっと大きくて
桜の一杯で、綺麗な公園もあるんだけど」

俺は彼女の手をもう一度やさしく握ると
彼女も握り返してくる

牧野「...私は、こっちの方がいいかな
特別な場所だもん」

恥ずかしげに彼女が言うと同時に
春風が舞った

それはまるで、俺達のことを祝福するかのような
柔らかく、暖かく 包み込むように...

(終)

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お付き合いどうもありがとうございました
とりあえず完結!

次回あとがきで完全終了予定です

#original#悠遠のプリズム#ロスト・シンデレラ#glasses#牧野桃子#what the future holds#cleavage

2018-07-26 19:19:59 +0000