色彩団の宙良光琉と矢絣珠緒

新田将久
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 この2人は私が不定期に掲載している小説『豊葦原騒乱記』に出てくる悪の組織・色彩団の幹部『宙良光琉(そら ひかる)』と『矢絣珠緒(やがすり たまお)』です。

【宙良光琉】
・身 長:190cm
・体 重:75kg(パンプアップ時は95kg)
・誕生日:9月12日
・年 齢:24歳
・種 族:月面人
・武 器:光彩輪刀+宇宙格闘技
・一人称:「私(わたし)」
・口 癖:「~~ですわ」、「~~ですの」などのお嬢様口調
・趣 味:身体を鍛えること、恋愛小説を書くこと、織物を作ること
・苦 手:虫が嫌い
・目 的:当主の掲げる『争いのない世界を作る』という宇宙征服を手伝う

《設定》
 宙良は月面王国の女王なため言動や仕草は高貴な令嬢を思わせる立ち振る舞いをする。
 装束を着ているため分かりにくいが、彼女は脱ぐと女性らしさを残しつつ鍛え抜かれた筋肉質の持ち主で宇宙格闘技では名実ともにナンバー1となっている。
 自分の妄想を基にした小説『七夕伝説』を鵜呑みにした当主が自分がモテない腹癒せとして「織姫を拉致して妻に迎える」と言ったことがプロポーズの言葉だと勘違いして一目惚れ、そのまま色彩団に加入する。
 好きな当主に対しては尽くすものの「是は是、非は非」と真っ向から言えるが、甘えたい若しくは甘えられたい時は素直に行動に出る性格。
 ちなみに彼女や月面人は皆、フタナリだが子供を作りたい時は一時的に片方が男性か女性の性別に変えることが出来る(宙良自身は女性色の強いフタナリなため、元々男性器と女性器はあれど睾丸は無い)。

【矢絣珠緒】
・身 長:166cm
・体 重:53kg
・誕生日:11月15日
・年 齢:20歳
・種 族:飛縁魔(妖怪)
・武 器:大鎌
・一人称:「わたし」
・口 癖:「ういっす!」
・趣 味:日光浴(ただし少し火傷する)、覗き見、聞き耳
・苦 手:血(ただし魂は好き)
・目 的:1人前の飛縁魔になるため

《設定》
 彼女は飛縁魔と呼ばれる吸血鬼みたいな種族だが、血液が苦手という変わり者で矢絣一族から『飛縁魔らしくない』という理由で一人前の飛縁魔にさせるべく人間界にある某神社でアルバイト巫女を務める(矢絣家は妖怪なれど巫女の家系なため)。
 その傍ら実家である矢絣家に依頼(暗殺など)があれば修行も兼ねて彼女がこなすことになっている。
 しかし、そのバイト先の神社で身内同士による内部抗争に巻き込まれてしまい、雑誌や新聞にスキャンダルが次々と書き立てられ、世間の噂話の恰好の的となった。
 抗争は落ち着いたものの被害者も加害者も面白おかしく言われて、彼女自身もその神社の巫女だからと、近所の人間からコソコソ言われた。
 その結果、神社は廃業し、珠緒の居場所はなくなった。
 元いた世界に帰ろうとも思ったが『このまま逃げる形で帰るのは嫌だ』と思って再就職するべく、あちこちの神社に行くが、どこも受け入れて貰えなかった。
 『どこにも、わたしの居場所はないのかよ!』と腐りそうになっていた時、矢絣家から色彩団当主の暗殺指令が下り、彼女は執行するも、その当主は死ななかった。
 半分不死の体や魂を幾らでも吐き出す彼に度肝を抜かれている間に捕まり、事情を話す。
 彼女の能力に目をつけた当主が「行き場がないのなら麿のところに来るが良い」と色彩団に誘われたことが切欠で彼女は色彩団入りとなった(と同時に自分を助けてくれた当主に惚れた)。
 ちなみに彼女は飛縁魔という種族上、日光が苦手(浴びると少し火傷する)だったりするが、その痛みが心地良いという被虐的快楽の持ち主でもある。

 両者ともに当主に惚れているのだが、肝心の当主は『フタナリ月面人とマゾ的吸血鬼はイヤでおじゃ!』という理由から2人からのアタックを拒否している(これに関しては、さすがの色彩団幹部達も難色を示しており『そんな些細な理由で拒否するなんて有り得ない』と当主に苦言を呈している)。

#豊葦原騒乱記#色彩団#Hakenkreuz#矢絣珠緒#宙良光琉#original character#feel free to draw

2018-07-21 12:40:07 +0000