「でも、ここを卒業すれば、貴方は教え子ではなくなります
だから、1年だけ。待たない?
どう...かな?」
俺「え」
牧野「その間はもちろん、お互いの恋愛行為は控えること
そして、貴方は自分の進路にちゃんと進むこと
これも、条件よ」
振られたかと思ったけど、まさか
こんな...
牧野「ゴメンね、面倒くさいよね
でも 私は貴方の教師でもあるから
大事な時期に、水をさしてしまわないかと
もし貴方の進路を妨害することになるかと思うと
怖くて。
それでも、この気持ちは、抑えられないから
はじめは、単純に好意を持ってくれているのが嬉しかった
公園での出会いは、私にとっては有り難かったわ
ここでお話聞いてくれたり。ほら、酔っ払いの話なんて
つまらないでしょう?
それなのに、真面目に聞いてくれてね
駅前で 身を挺して守ってくれた あの時から
もう、好きになり始めていたんだと思う
心配して病院まで来てくれたり...
とにかく感謝しかなくて。
立花さん一家には
家族のように接してもらったわ そして
私の空っぽの心が、満たされていったの
って、またお話、それちゃったね
私はこの歳だし、結婚も考えなきゃならない
もし付き合うとしたら、貴方はいろんな女性と
恋愛を楽しむ時間もなくなるかもしれない
それでもいい?」
2018-07-17 17:51:30 +0000