実家の猫ちゃん達をモチーフにしたオリジナルメカニックワールド「優旦(ゆうたん)連邦」シリーズです。
「なんだか今日はやたら飛行機が飛ぶなぁ。アッ、めずらしー、ツェッペリンも居るじゃんか。(モグモグ)」
「どうやら神崎とチミタンの連合艦隊がまたうちにケンカ売ってきたらしいぜ。こないだボロ負けしてた奴らがリベンジ挑んできたんだと。艦隊戦じゃ勝てっこないから空モノだけでやれって滅茶苦茶なハンデ突きつけてきてんだってさアイツら。てかハンデになってるのか?」
「じゃどのみち陸のオレらの出番は無いってこと?」
「そうそう、だから堂々とサボれるな。なんだ結構近場でやるみたいだな。面白そうだから見に行こうぜ、他の奴らも来てるみたいだし。えーと相手は戦闘空母2、軽巡3にドレッドノートが2隻だってよ!おいおいこんなに揃えて負けてたら目も当てらんねーぞ。」
「帝國海軍のカレー美味いらしいから勝ったらご馳走してくれないかな~」
「チミタンのカレーならそこら辺のコンビニとかで買えるだろ。」
「それじゃ意味が無いオモムキが無い。鋼鉄の艦隊を打ち倒し、お互いの健闘を讃えたあとに黄昏の水平線を眺めながら、ありふれたセンチメンタリスムと共に海軍カレーを味わいたいんだよ。分かる?」
「いや分からんでもないけどちょっと分かんなかったです・・・つーかお前は何もしないだろ。」
「勝ったらしれっと紛れこんでおこぼれに預かるんだよ。この前もそうやってねこまんじゅう貰っちゃったもんね。」
「ええ・・・(呆れ)」
優旦連邦のちょっとした一コマです。左のやつはこの一般兵くん「illust/64409440」です。セコイ奴だったんですね~(≧へ≦)
戦争してるのにどことなくのんきでほのぼのした世界だというのを伝えたくて絵本風にしてみました。
このシリーズを通してメカニックだけでなく、自分の中での戦争や軍事力というものに対する考え(人の死なない戦争など)を展開していければと思います。戦争が身近だからこそ平和だという矛盾した世界なんです、優旦連邦って。
しかもスマホがあって宇宙船もあるのにプロペラ機や飛行船も現役って我ながら訳わかんねー世界観だなぁ。未来少年コナンとか王立宇宙軍なんかが近いでしょうね。こういうのが僕の中でのロマンなんだよな。
2018-07-16 15:41:04 +0000