【ハナムケ】水鞠【2期】

唐丸
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*朽ちゆく世界にハナムケを【illust/67637283

*水鞠(みずまり)
 所属国:シータ=レイア
 所有ポイント:30pt  (0<前期pt>+0<継続pt>+0<イベントpt>=0pt)

 24歳/167cm//一人称:私 二人称:あなた
 あまり周りを気にしない自由人。海洋学者を目指している戦闘狂

*スキル
【星海の雨傘】
 海にうつりこんだ星の光が詰まった雨傘。空も海も飛ぶことが出来る。
【白い死神】
 血の匂いに鼻がきき、海水の中でも呼吸ができる
【海都の民】
 海の天候の変化、潮の流れの変化に敏感

*家族
父:白波さん【illust/68611606】/30pt
「キャー!お父さん素敵!!世界一カッコイイ!!結婚するならお父さんみたいな人がいいな♡
……ハイ、気分良くした?じゃあ一勝負よろしくお願い致しま~す。」

母:サリージャ【illust/68520903】/30pt
「この前見ちゃったんだけど、お父さんが綺麗な人と話してるときさり気なく腕に手回してたでしょ。
いつも好きなのは顔だけ、って言ってたけどウs…あ!逃げないでよぉ!」

姉:真潮さん【illust/69604080】/80pt
「それは、もちろん、よろこんで!あ、その前にお姉ちゃんにお土産で~す。
ワンピースとかフリルいっぱいの服とかめちゃめちゃ可愛いのいっぱい買って来たから着てー!似合うから~!
一人で着るのが恥ずかしいなら、オソロでもう一着ずつ用意したから。   お兄ちゃんの分を。」

兄:逆潮さん【illust/69604480】/30pt
「えー?別に荒らしてないしー。必要な分だけ貰ってるだけですしー?
ふむ。ならお兄ちゃんお小遣いちょうだい、うちのカジノの年間収入5分の4.99999で手を打つ。」

弟:夕凪ああillust/69725458】/80pt
「コラ!夕凪!!お土産のお菓子だけでそんなはしゃがない!お手!お座り!…よくできました。」

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*素敵なご縁頂きました、ありがとうございます。
 ゼノンさん【illust/69793463

第一印象は“変な人”
この人はこんな誰もいない海底で、そこにぽーんと置かれてる財宝を守っているらしい。
見張りつけるくらいならもっと見つからないようにしなさいよ、なにその雑な置き方。

第二印象は“酷い人”
「ちょっと!!今納得してたでしょ!なんで攻撃したわけ!!」

ここを離れようとしたときに、番人とかいう人に会ったわけ。
私がここに来たときは誰もいなくて、じゃあこの財宝もらっても構わないでしょ?
そう主張したら納得したくせに、ビリビリするもの寄越してきたから私の怒りは正しい。

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「はぁ?番人のくせにいないってどういうこと!会ったら穴だらけにしてやりたいんですけど!ね!」

私はまた海底洞窟に来ていた。
やられっぱなしじゃムカつくでしょ、でも何回来てもあいつがいないの。番人ってなんだっけ??
ようやく会えた頃には私の怒りもテンションも地に落ちていた。
なんでここに通ってたんだっけ?時間を無駄にした気がする…はぁ、と思わず脱力。

「えーっと…私は水鞠っていうの、あなたの名前は?
 一人で暇じゃないかと思ってね、話し相手になってやろうと思って来たあげましたけど。」

もちろん嘘ですけど、もう怒りもないので適当に理由をつけた。
偉そうな喋り方をする彼はゼノンさんと言うらしい。
私はゼノンさんに色々聞いてみることにした、よくよく考えれば彼には不思議がいっぱいだ。

「なんでこんなところに財宝置いてるの?もっと安全なところとかあるでしょ。」
「ふーん。もしここがダメになったら財宝どうするの?」
「番人ってことは、この財宝の持ち主っていうか主人がいる…とか?」
「こんなところでひとり寂しかったりしない?」

なんか魔法のランプの魔人みたいな、精霊のような存在でここを守り続けてる人なのかなと思ったら
普通の人だし、年齢も近い。

私はそれからも海底洞窟をちょくちょく覗くようになっていた。
圧倒的にいない日のほうが多かったけど。番人ってなによ、仕事しろ。

でもそのうちそれなりに見かけるようになったかな、もしかして待っててくれてるのかも?

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「料理うまいって嘘でしょ?ぜーんぜん似合わないしイメージも浮かびませんけど!」

気づくと一緒に出かけるようになった。
この前ご飯奢ってあげる!って言ったら吃驚なんて表現じゃすまないほど食べる食べる私の財布もキャパオーバー。
仕方がないので家族の一人にツケ…ん、それは別の話。

最近の彼の印象は“やっぱり変な人”。
でもそれはいい意味で、見ていて飽きない、とても楽しいという意味で。
一緒にいたいという気持ちは、きっと私が彼のことを好きだという証拠なのだろう。

ゼノンさんの不思議な呪いは好きな人が出来ると解ける?らしい。
それを聞いて以前、冗談で私でどう?と言ったことがある。
でも今日は本気。
よく食べる彼を楽しそうに見ながら私は言う。

「ねぇ、ゼノンさんの好きな人私じゃダメ?」

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2018-07-16 14:49:15 +0000