◆ ◇名前:エイ(英)性別:♂寄り 年齢:46歳 身長:171㎝ ◇ ◆
「依頼ぃ?あぁすみません、昨日ちょっと夜が遅くて・・鳥に夜行なんて酷い依頼主ですよね?アナタはそんな人じゃないと良いなぁ」
「この小鳥可愛いでしょう?僕の宝物なんです。元の物ですか?んー・・秘密ですv」
「えぇ、僕は片翼なんですよ。触っても良いですけど?なんなら広げて見せましょうか? 笑」
前期・・エイ【illust/69106874】
前期既知関係・・グラネットさん【illust/69369213】
「仕事で妙な事があると、この小鳥・・グラネットさんの元に戻ろうとするんですよねー・・昔の俺の浄化力が弱かったかな?・・ん?グラネットさんに秘密に、なんてとっくに諦めましたよ 笑」
「昔と比べたら今の鳥達強そうでしょう?!軍鶏っていうのをモデルにしてみました。初見さんには引かれるけど安心ですよね」
「仕事の話はやめましょう。僕の貴重な小鳥休暇なんですから!言いづらい仕事とかしてなですし、断じて。でも疲れたから今日の僕は弟子じゃなくて来客でお願いします!」
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自ら選んだ早すぎる巣立ちに不安を感じ
叔父の元に転がり込む形で弟子入り、処世術を学んだ。
飛べない将来への思いが鳥化へ影響し以前は雛しか作れなかったが
今では立派な鳥を作れるようになっており
一羽だけ飛ぶ鳥も連れていて、幼い時に得た秘密の宝物
種族からすると幼鳥。外見と年齢は人と比例せず若く見えるが
経験も歳もある程度積んでいるため
多少のことでは動じない大胆な性格になった
師匠である叔父と母に対しては未だに頭が上がらない
仕事の安全性よりも楽しい内容を選ぶようになり
危険な仕事も請け負うようだと噂されるが
本人は釈明もせず、気にしていない様子。
◆契約相手・・照々胡さん【illust/69819742】
普段と変わらない道中、なのに軍鶏達が騒がしい
振り返ると最後尾に居たのは鳥ではなく人魚だった
話を聞けば自分の足でも追いつける初めて見た鳥種に惹かれたという
好奇心に満ちたキラキラとした瞳の相手にお茶に誘われ
休憩がてらに。と会話と時間を共にした。それが二人の”はじめまして“
その後も別れては偶然再会し、お茶を飲む
仕事や最近の出来事を話し、お互いの似通った点を発見しては笑い合う
茶会の別れの挨拶は「失礼」から「また」へと変わっていた。
次に会った時はどんな話を交わそうか。
今度はどのくらい共に居れるだろう?そんなことまで考えるようになっていた
可愛いく懐っこい末の弟かできた気分だった
旅の同伴の誘いも、自分の幼い時が重なり一人より安全だと思ったから
こちらの予想と違ったのは照々胡君は自分の力で解決策を練れる強い子だった事
つれて行くのを躊躇う場所にも隠れてついて来るし
商売の時は真剣に、丁寧に・・
「照々胡君って、僕が思うより大人だったんだね」
意図を測りかねるっと言いたそうな表情をしたが、すぐにニコニコと笑ってくれた
照々胡君の強さはそういう所からも感じていて
とても可愛い子だなと思えた
人魚の少年、自分の小さい頃に似た子、弟、可愛い子
照々子君を表現する言葉は彼の表情のようにコロコロと変わっていった
とても可愛い子、色々な照々胡君を知っているからこそ
好意を伝えられた時に「俺には勿体ない」と判断した
「きっと、もっと良い出会いが君ならできる」と返事をした
返事をしたのに。だ、どうにもモヤモヤする自分が居る
明らかな下心ある客には足爪立てたくなるし
近すぎる相手には軍鶏をけしかけたくなる・・・
情けない、きちんとした自分の想いを自覚するのに数ヶ月
認めるのにも同じくらい掛かった。照々胡君に聞けばもっと長いかもしれない。
一度断った相手を同じ気持ちで居てくれているものなのだろうか?数ヶ月も。
自分だったら逃げるかもしれない状況でずっと傍にいてくれた
本当に情けない、どっちが歳上だか分からない。笑えてしまう。
君も想いを話してくれた時もこんなに心臓が煩かったのかな?
「照々胡君、結婚しようか」
色々言葉が飛んでいってしまったけれど
呆気にとられる照々胡君の表情が とても可愛かったから
悪い鳥は“押せばいけるかな?”と内心を隠して優しく笑ってみせた
2018-07-07 09:39:03 +0000