朽ちゆく世界にハナムケを【illust/67637283】、引き続き参加させていただきます。
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ジゼル
女/11歳/135cm/所属:エステロント
ポイント:70pt(30<前期pt>+30<継続pt>+10<イベントpt>=70pt)
一人称:わたし 二人称:あなた
父:アザナエルさん【illust/68718080】(エステロント)
「わたしね、パパのこととってもとっても大好きよ。パパはママとわたしどっちが好き?」
母:アンネリーゼ【illust/68761865】(エステロント/30pt)
「この前ね、ママの言うとおりにしたのにパパに怒られたよ。なんでかな」
兄:ヴァルスさん【illust/69489507】(エステロント)
「兄さま、お膝に乗ってもいい?とってもお久しぶりなのだもの、たくさんお話してくださいな」
「世界中どこに行っても、兄さまの妹はこれからもずっとわたしだけよ。わたしのこと忘れないでね、指切りげんまんして」
普段は大人しい性格だが、目を離した隙にふらふらとどこかへ遊びに行ってしまう癖が抜けない。
ミニスティシオの血を継いでいるため他者からの命令に抗うことはできないが、もうひとつの種族がもつ根源の欲求はそのままのため、命令を下す際にまず己に危害を加えないよう命じておかないと、代償としてその命を喰らいつくされる危険がある。
【慎ましき晩餐】背中から伸びる無数の手によって生物の命を喰らう。
【影渡り】影のある場所ならどこにでも移動できる。
【仰せのままに】※アザナエルさんCS参照
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☽ご縁をいただきました☾
ラヴィストリさん(レフコニア)【illust/69368101】
「ええと、はじめまして?大きなお兄さん。どうかしたの?とっても大きな声ね」
「あのね、さっきそこに小さなウサギがいたの。真っ白でふわふわの。触ってみたかったのに、どこかに行っちゃった。だから、代わりにこれを作ってたのよ」
そう言って、お兄さんにも見えるように、雪で作ったウサギを両手で包んで持ち上げた。
背中のこの子たちにも手伝ってもらったけれど、上手に作れたのはこれひとつだけだった。
見上げたら、雪と同じ色をしたお兄さんの髪の毛がきらきらしてる。あのウサギみたいにふわふわしているのかしら。ちょっと触ってみたい。怒られるかな。
「みんながお兄さんのこと『オーサマ』とか『ヘーカ』とか呼んでいるけれど、どちらがお名前?…違うの?ふぅん…(良くわからない)」
「ショルイは隠しちゃった。見つけて。宝捜しよ。…楽しくない?」
お兄さんに遊んでもらおうとお部屋に来たら、机の上に「大事なショルイ」って呼ばれてた紙の束を見つけた。大事なものっていうことは、宝物ね。
いつも難しいお顔をして知らない大人の人たちとお話ししているから、たまにはこんな風に遊んだらきっと楽しいわ。
そう思ってお部屋の中に隠したのだけど…お兄さんはとても困った顔をしていた。いけないことだなんて思わなかった。笑ってほしかっただけで、そんなお顔をさせたかったわけじゃなかったの…ごめんなさい。
「わたし、早く大人になりたい。大きくなったらラヴィさまをいっぱいお手伝いするの。お勉強は難しいけど…大人は難しいことだってできるんでしょう?だから平気」
「ラヴィさまはお花は好き?今ね、わたしの国ではお花畑がとてもきれいなの。赤、青、黄色…あと白いお花も。今度、お部屋いっぱい飾ってあげる」
あなたは知っているかしら。
春は優しい。ねぼすけな動物たちも顔を出して、お休みしていた世界にたくさん色がつく。
夏。太陽がちかちかする。まぶしいのはあまり好きじゃないけど、あなたが好きならわたしも頑張る。
秋がくると、空と地面が逆になる。緑だった葉っぱが、赤と黄色のもこもこの絨毯みたい。
冬は――きっとあなたの方が詳しいと思う。わたしの知らないこの国のことをもっと教えて。
そうやって、これからも一緒にいさせて。
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「もしかして、またずっとお仕事をしていたの?無理はしないでね…でないと、悪い魔女が貴方のお仕事を増やす人を食べちゃうかも」
「大丈夫。貴方が眠るまで傍にいるから、また明日も笑顔でいられるように、ゆっくりお休みして。貴方が笑うと、わたしも嬉しい」
光を弾く銀色の髪を梳きながら、眠る貴方にそっと囁く。
――ねえ、子どものころみたいに「なぞなぞ」よ。
わたしは世界で一番ラヴィ様が好き。でも、本で読んだみたいな熱くなったり冷たくなったり、辛かったり苦しかったりする『恋』というものではないと思うの。
じゃあ、この春の陽射しみたいなあたたかい気持ちは何かしら。
解いてみせてね。
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今期もどうぞよろしくお願いいたします。
2018-06-30 15:02:01 +0000