月末限定企画「THE・漫画バンザイ」がついに10回目と言う事で、今回は初めての試みとしてゲーム4コマアンソロジーのイラストを取り上げる事にしました。
1991~1992年に全3巻刊行された「ファミコン4コマまんが王国」より、個人的に語り継ぎたい21名の先生方の4コマの1シーンです(下の解説文はイラストに描かれた数字を参照しながらご覧下さい)。
1.オーヤ舞先生の「ファイヤーエムブレム」…オーヤ先生は元々成人向け漫画家だったそうです(古本屋のサイトで検索したら3冊ほど出てきました)。
2.しみずとおる先生の「MOTHER」…しみず先生の描くキャラのひねくれぶりが好きです(こんな人が現実にいたら辛いですが)。
3.飯田仁先生の「シムシティー」…ライターの方に同姓同名の方がおられるのですが、ひょっとしたら同じ方なのかもしれません。
4.有原健一先生の「シムシティー」…1巻目で佐々木亮先生やまつやま登先生等と同じく沢山執筆しているので、編集部はひょっとしたら主力作家の一人として起用する予定だったのかもしれません。
5.いまいしゅうじ(現・今井修司)先生の「ツインビー」…今井先生は確かカバヤの玩具入りお菓子「ホネホネザウルス」の絵本のイラストを手掛けていたのを覚えています。
6.長島はちまき先生の「MOTHER」…作品のタイトルが都こんぶのパロディと言うセンスが好きです。
7.徳寺貴更先生の「MOTHER」…最初ペンネームを徳大寺更だと思っていました(本当にすみません)。
8.雨城みずか先生の「悪魔城伝説」…ラルフ・C・ベルモンドに新体操をさせる漫画を描いたのはこの方だけです。
9.徳永健先生の「F-ZERO」…賞金稼ぎの話から「ショッキング加勢くん(元俳優の加勢大周さんの事です)」へと展開するギャグが時代をしのばせます。
10.渡辺広海先生の「ゼルダの伝説」…ゾルが一家になっている所がほのぼのとしていて好きです。
11.ぽっきー先生の「ウルティマ」…4の有原先生を更に凄くした様な作風な上、ファミコンに移植されていない「コットン」のネタまでやっています(良い意味で凄いとしか言えません)。
12.大谷かおり先生の「スーパーマリオワールド」…ゲームとは違うマリオの転職と言う設定は斬新だと思います。
13.ポンチョ鈴木先生の「グラディウス」…ビックバイパーではなくモアイを主人公にするセンスが素晴らしいです。
14.五通七郎先生の「ファイヤーエムブレム」…この絵が一番描き辛かったです。
15.石垣のぶゆき先生の「ウルティマ」…ゲームとは全く関係ないフレーズであろう「肛門見せろやっ!」のインパクトが凄すぎて、良い意味でネタが頭に入りません。
16.Est.先生の「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」…シンプルに一般市民の方を描いているのが印象深いです。
17.小畑友季先生の「ドラゴンスレイヤー~英雄伝説~」…この漫画では「いじめる」と言うセリフがが「いぢめる」になっています(やはり「ぼのぼの」の影響でしょうか?)。
18.松元保郎先生の「ボンバーマンⅡ」…このボンバーマンは一切セリフがありません(ナレーションで話を進める漫画の為)。
19.赤津みずは先生の「ファイヤーエムブレム外伝」…赤津先生は「ユーズド・ゲームズ」の創刊号に4コマを描いていたのを薄っすらと覚えています。
20.えんどうよしかず先生の「星のカービィ」…ワドルディに鼻を描いたのはこのえんどう先生しか知らないです。
21.渡辺健一先生の「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」…物凄くゼルダが強気なキャラになっているので、「スマブラ」シリーズの先取り…だったら面白いなと思います。
2018-06-30 07:59:17 +0000