【KMB円環】ジブソフィラ・ティエンポ【星団の時代】

みりぺん。
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※BL企画の作品です。
◇6/14追記◇杖について:CSでは青くなっていますが、正しくは透明色の水晶玉となります。
こちらの確認不足です…申し訳ありません…。
こちらの素敵な企画【illust/67504030】に2世代目でも参加になります!

▽ジブソフィラ・ティエンポ/月の種族/22歳/夢売り
カルミア大魔術学校で教師をしている父と専業主夫兼眠らせ屋をしている母を持つ青年。
学生の弟もいる。8歳から15歳までの7年間カルミア大魔術学校に通っていた卒業生で魔法使い免許持ち。
使用する魔法の関係もあり常時眠たそうにしているが自身の得意分野(夢、歴史)などで時折覚醒することあり。学生時は得意分野で起きる面と連れていた相棒のムースクス・ティスのビンタをうまく活用して卒業できた。母の眠らせ屋と手伝いつつ夢売りの仕事を細々としているので主にカルミアの近くにいるが、アロマテラピーなどの材料の関係でよく森に向かう。森の中の散歩も好んでいる。
・夢売り
他者の希望する夢を見せる(売る)ことや他者の夢を見て占いじみた助言をする仕事。
夢売りは特に魔法使用者のイメージが主格となる。ジブソフィラの場合は付けていた夢日記が魔導書替わりとなり、そこからイメージを引っ張り出している面もある。その為、夢日記の中は自身の自発、仕事で見た夢のみならず使えそうなイメージや物語、話をまとめている。補足内で持っているように夢日記以外でも使用したい時には本の形態であれば魔導書のような働きをしてくれ、更に魔法を強めてくれる(結局はジブソフィラ自身のイメージが肝な為)
大まかな理屈としては眠る→夢を見る→起きるといった循環の《夢を見る》部分にジブソフィラが魔法で干渉・同調することで夢売りの仕事ができるといったようなもの。
細々とした仕事の為、母の眠らせ屋やアロマテラピー(お留守番の弟のムースクス・ティコや時折戻ってくるティスを使ったアニマルセラピー的なことも)系のリラクゼーションも行っている。
・ムースクス・ティス
父のムースクス・ティグから分裂したムースクス…なのだが、本当にティグから生まれたのか?と疑いたくなるくらいいかつく荒い(葉っぱをくわえてるなど、手で叩くなど)尚、体毛が棉状、手は葉っぱ状という生体状もあり威力はそんなにない。ティグやティコにやたらと対抗心を燃やし、拗らせたのか今は野生の群れのリーダーとなっており、ジブソフィラが学校を卒業する時にお別れしている。だが家だと言う認識はあるようで定期的に帰ってきてくれている。通常のムースクスに多い抱きしめるのにちょうどいいくらいのぬいぐるみサイズ。もっちり。見た目の割にミント系のすっきりとした匂いがする。
※ムースクスの詳細は父・イエーリのCSに記載
▽家族
父:イエーリ【illust/68685794】(父さん)
母:ラデム様【illust/68901652】(パパ)
「あ~父さん~…あれ、えーっと、あれ…なんだっけ…。あのどこかの海に近い部族の話だったと思うんだけど…。夢のイメージで、必要でさ…思い出したらもっとはっきり言えると思う」
「パパはさ、父さんとどうやって恋仲になったの?…いや、その、夢見てるだけじゃ、ダメなこともあるのかなって」
弟:レイヴァリー様【illust/69034115】(レイヴァリー、レイ)
「レイヴァリー、レイー。旅もいいけどあんまり父さん達心配かけるなよ。俺だって心配なんだからな」
「レイ、ティコ貸して。ティスいないから仕方ないだろ…5分でいいからー…眠いー…」
〇素敵なご縁結んで頂きました…‼
ムーナ砂漠で遭遇したどこか寂しさを抱えていて気になる
ルーチェ・ユニヴェール様【illust/69248473

弟を探している途中で遭遇した彼の事が忘れられなかった。盗人の彼に交渉し、彼の希望する家族との思い出の夢を売る事で無事に帰る事が出来た。
思い出すのは夢売った時の記憶。見せていた暖かった思い出の夢が、変わる。
岩場に隠れる若い彼。騎士に拘束される両親。一人外套を抱きしめる姿。
砂の波が全ての音をかき消していても内容を把握するには十分だった。
はっと目を覚ました彼の表情と彼が見た俺の表情は同じだったかもしれない。彼の夢で思い出したのは一番悲しくて、ずっと寂しかったティス――家族との別れだったから。
「…もう一度、だけ」
彼に会ってみたい。そして出来るのなら。

護衛もつけずにまた来たのかと呆れられた。
「最悪眠らせれれば何とかなるかなぁって…。名前聞いてなかったし、俺は夢売りのジブソフィラ・ティエンポ。長いからソフィでもジプシーでもなんでも好きに呼んでよ。君は?」
何かと理由を付けて通い続けた。懲りないな、と口では言ってるものの俺が来るとルーチェは砂から姿を現しては一緒にいてくれる。曰く、見張る意味での゛ここは俺の縄張りだから゛などと言っているもやっぱり優しい人なんじゃないかなと感じる。
「ルーチェにだって、夢で見たいほど大事な家族がいるんでしょう?」
家族の話をすると彼はやっぱり゛あの時の表情゛をする。
寂しい。そう言いたげな表情に胸が締め付けられる。自分はあの時本当はどうして欲しかったっけ。そう思ったら体が動いてた。ぎゅっと彼の事を抱きしめる。
「寂しいなら泣いたって大丈夫だよ。俺はここにいるから」
「それでも、報いを受けるって思える程本当は優しいルーチェだから一緒にいたいと思うんだよ。俺は、そうやって悩み続けているだけでも十分ルーチェが報いを受けてると思うよ。死ぬ事や、捕らわれる事だけが報いじゃない。違う方法の報いだって、いいじゃないか」

出来るのなら、彼の寂しさを俺が埋めてあげれないだろうか。

「俺で…いいの?」
ぼろぼろと目から熱いものが落ちていって、砂に小さく黒いしみが出来ていった。滲む視界の先で掴まれた腕から彼の手が俺の手に移っていく。しっかりと指を絡め、距離を縮めていく。ぎゅっと離さないように。離れないように。体を抱きしめ合う。
「俺もルーチェの事好きだよ…!ずっと、ずっと一緒にいて…!」

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※種族モチーフ・月の刺青差材【illust/67536795】お借りしました

#【KMB円環】#【KMB円環】どちらも可#【KMB円環】月#【KMB円環】星団#【KMB円環】婚姻済#CV:石田彰

2018-06-13 13:32:46 +0000