(先生…)
下校の足どりは重かった
先生に見つかったこと、そして会話の内容
(とりあえずは、ちゃんと謝ってからだ)
そう決めたときだった 後ろから声がした
牧野「立花...」
俺「せ、先生?
その、さっきはごめんなさい」
牧野「うん
良かった。先に帰ってたかもって思いはじめてたから
待ってて正解だったみたい…」
振り向いて先生の顔を直視できなかった
もっとちゃんと謝らないといけないのに。その言葉が出てこない
だってそうじゃないか
このままだといずれさっきの会話の内容にまで触れてしまいそうで
それは、先生の中の、最も入り込んではいけない領域のはずで...
情けないことに、どうしたらよいかわからず
足を止めて、ずっと返す言葉に迷っていた
先生はゆっくり回りこんできて、振り向いた
牧野「良かったら、一緒に帰らない?
ほら、もう暗いし
遅いから他の生徒さんに見られることも ないかなって」
笑顔だったのが驚きだった。きっと怒っていると思っていたから
そんな先生に対して、俺は...
+++++++++++
今回は2択です
3番目、いいネタが無かったなんて言えない
どっちにしろ1か2によってしまうので、やむなく2択に...
2018-05-31 16:31:29 +0000