【ハナムケ】エルピダ【1期】

ユズ崎
Preview Images1/22/2

朽ちゆく世界にハナムケを【illust/67637283
第1期【illust/68308632

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

【ελπίδα・φεγγαρόφωτο】
‐‐エルピダ・フェガロフォト‐‐
♂ // 168㎝ // 86歳

所属国:黄の国 エステロント
所有ポイント:30pt

一人称:僕 / 二人称:君、~さん

‐‐καλή τύχη(カリ・ティヒ)‐‐
人々に幸運を運ぶ、星空のような翼を持つ空が大好きな一族。
だがしかし、他の人が幸せになる代償は自分自身が不幸になる。
視力が失うか歩けなくなるか、様々な代償がある。
種族の中では80%が人形遣い、残りの20%は人形以外の無機物を使い魔にする。
角に付けてる星の形の飾りは魔力を増加できる飾り。
上限はないのようだが、体に負担がかかってしまうので、自身が怠いと思わない程度がちょうどいいと教わってる。
平均寿命は150歳。
疫病にかかりやすいし、光の攻撃魔法を使いすぎると寿命が縮む。

⊛スキル一覧
【θαύμα・τελετή】
‐‐サブマ・テレティ‐‐
無機物に命を吹き込む。1時間くらい維持する。

【αστροφεγγιά】
‐‐アストロフェギャ‐‐
光属性の攻撃魔法。ただ一つの欠点は使う度に体の一部が衰退する。

【μνήμη】
‐‐ムネーメー‐‐
両手で角を触れてる者の記憶を見える。一度でも使った人の成長が止まる。一族では禁じられた魔法。
エルピダは角を触るのも触られるのもすごく嫌がる。(両親の行方を知りたかったので10代の頃1回使ったことある)

*-+-+-+-+-+-+-*

⊛素敵なご縁をいただきました
レニャ・アリツェさん【illust/68499922】/赤の国 フェール・イール

ずっと歩いてきたから少し休もうと決め、ちょうど座り心地がよさそうな場所を見つけた。
2階建ての建物の隅っこだが日光が当たらないし涼しい場所だ。
眠りに落ちそうな時に青緑の綺麗な蝶の羽根の女の子がこっちを覗いていた。
僕は気づいてたが話す気力がないから人形の「お嬢さん」に喋らせた。
しかし僕が話したい言葉ではなく「ご主人様がお腹が空いたの!」と。
お腹は空いているが、それより水がほしかった。
「お嬢さん」が突然しゃべったから驚いただろう……。

僕を助けに来た妖精……か。
確かにそう見える。
妖精さんが小さな鉱石を両手で包んで僕に渡した。
その鉱石が花の形をした。

「いただきます」

……甘い。
これは甘すぎだろう……。
人が食べるものではないだろう。
でもせっかくもらったから全部食べよう。

「ありがとうございます。美味しかった。
 ……僕はこう見えてきっと君よりずっと年上だと思う。
 体は成長が止まったけど、今年はもう86歳なんだ。
 今でも遅くないと思うが、気分転換の旅をしてる」

この国を案内してくれるレニャさん。
「お嬢さん」が気になってるらしい。「お嬢さん」とたくさんしゃべっててすごい楽しんでいる。
見てる僕が微笑ましい。

* * *

今日はいつもと違い、「お嬢さん」は宿に置いていた。
僕にとって大事な日。
勇気を出してレニャさんの家に行った。

「レニャさん、君と一緒にいる時間が楽しい。
 突然かもしれないが、だいぶ昔からレニャさんのことが好きだ。
 ささやかなものなんだが、このシロツメクサで作った指輪、受け取ってください。
 僕の嫁になってください」

ぽろぽろと涙が流れるレニャさん。
嬉しい涙だったらしい。
レニャさんが落ち着いたらすぐ僕のプロポーズを承諾した。

「一緒にもっと幸せになりましょう、レニャさん」

#【ハナムケ】#【ハナムケ】エステロント#【ハナムケ】1期#【ハナムケ】男性#【ハナムケ】婚姻済

2018-05-28 13:27:04 +0000