「あぁ?うるせぇな!今更天使らしい振る舞い求めんじゃねぇ!俺だって言いたいことやりたいこと山ほどあンだよ!優しさが欲しけりゃ帰ってママのおっぱいでも吸ってな××野郎!……、…や。なんで泣くんだよ。本気で言ってねぇよ。あー性格だからあんま気にすんな」
◆朽ちゆく世界にハナムケを【illust/67637283】
◆アザナエル=ミニスティシオ
所有pt:30(30<前期pt>+<継続pt>+0<イベントpt>=30pt)
所属国:エステロンテ(2人目)
性別:男性
身長:164cm
年齢:73歳
贖罪の天使「ミニスティシオ」の生き残り。口は悪いが面倒見がいい兄貴分。年齢の割には少年のような性格をしているが、人間の汚い部分を見過ぎて若干悟りを開いている。懐が広いのか大雑把なのか、細かいことは気にしない。力を行使するのが嫌であまり悩み事などを聞きたがらないはずなのだが、なぜか厄介ごとが向こうからやってくるしなんだかんだ言いながら放っておけないタイプ。
特に目的も持たずふらふらしている。あるいは、無意識に困っている人を探しているのかもしれない
◆skill
【仰せのままに】命令・懇願・提案等、他者から求められたことは可能な限り必ず成し遂げなくてはならない。条件が詳細な程強制力が増す
【星の生命】天に輝く星々から巨大な力を呼び降ろす事ができる。奇跡を成すこともできるかもしれない。
【巻き込まれ体質】厄介ごとが向こうからやってくる
◆贖罪の天使【ミニスティシオ】
「星に作られた我らは傲慢故に星の神に償いきれぬ罪を犯した。罰として他者への絶対的な献身を課された。祈りと願い、それを聞き届け続けた先に、赦しを得られると信じて」
…と言うのが一族に伝わる神話。
実際はとある上位種族に奉仕する為に作られた人口生命体で、従属と献身を血に刻まれている。始まりの天使は隕石から作られたと言われている。寿命は200年程
大抵の事は星の力でなんとかできるが、寿命を削る上本物の奇跡となると力が大き過ぎて体が耐えきれず壊れて死んでしまう。
自身の願いは絶対に叶えられない
唯一の従属対象を定めると他人の命令を受け付けなくなる。
自由になりたいのであれば、番いになった上で相手に「自身の自由の身」を願ってもらえばいいのだが、今は知る者はいない
◆婚姻致しました!
エステロント/アンネリーゼ様【illust/68761865】
出会いは。端的に言えば最悪というものになるのだろうか。今考えればそう悪いものではなかったように思うが
「オイこら待て待て待て。何しようとしてんだテメェ。流石に黙って食われてやるほどお人好しでも死にかけでもねぇぞ俺は!まだ死にたくねぇ!…いや他のもダメだから!」
「お前の言う食べごろがいつなのかは知らねぇが、一般的な見た目以上に年は食ってるぞ。つまり人生の先輩だ!だから!取り敢えず言うことを聞け!おとなしくしてろ!あぁ全く、俺が言うこと聞かす側になるとは…」
「人の業は、欲は深く。留まることを知らない。それに抗う術を俺達は持たない。そう言うものだったからだ。何を言ってるかわからない?お前は…知らなくていい。知らないでいてほしい。でも…ありがとうな。アンネリーゼ」
俺達は、よく似ている。
唯一絶対の創造主を食らった彼女達と、謀った俺達。一体どちらが愚かで罪深いのだろうか。きっとどちらでも変わらない。
けれど彼女の方が、よほど自由で美しい。
何故だかそう思うのだ
「…なにかを願っても。願わなくても。お前の側にいてやるよ。無駄に年だけは食ってるからな。少しの時間くらいどうって事ないし。それに、あー…その、お前の探し物にだって付き合ってやる。見つかっても、見つからなくても。…察しろバーカ!恥ずかしいんだよ!」
2018-05-12 18:17:58 +0000