【ハナムケ】アルクス【1期】

樋(toi)
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素敵な企画に2家系目お邪魔します。
…❄…

「あの人は、まだ私を怒っていてくれてるかしら

…だって、忘れてしまわれるよりよほどいいじゃない。」 


…❄…

名前:アルクス=ヴァージニア
年齢:102
加護石:オパール(ヴァージン/レインボー)
所有ポイント:30pt
一人称:私
二人称:アナタ/キミ
加護石の力…
感情操作/吉夢を見せる



ごめんなさい、逃げてしまった。
せめてアルカウン=ターイルとして闘い抜いて戻るって、
貴方に約束したつもりなのだけれど。
いざその場に足を付けた途端、怖くなってしまった。
ごめんなさい、強くあれなかった。
貴方は、力は千差万別だというけれど。
私は結局、どの力もこの身に宿すことはできなかった。

お願い、まだ怒っていて頂戴。
馬鹿だな腰抜けって、沢山叱責して。
そして、もし会えたならその叱責の最後に
生きていてよかった って 言ってほしい。

嗚呼、そんなことは叶わないとわかっているのだけれど。
だからせめて忘れないでいて、お願い、リラエ。

illust/68499083

♢素敵なご縁を頂きました。
シータ=レイア/アンダンテ様【illust/68782982
❆其は一筋の光明、救いの導き手でした。

あの日から何度、陽が昇って沈んでいったのでしょう。
尤も、この吹雪では日没や日の出なんてあまりわからないのだけれど。

薄暗がりの中、今日も今日とて微睡んでいると、
ギッ、と粉雪を踏みしめる音。
迷い人しかやってくることはない、
それですら極稀なこの洞窟。
獣の類かしらと身を強張らせると、声が聞こえてきた。

「其処に誰かいるのか?」
_

そこに居たのはこの薄暗がりでもわかるような、
とても綺麗で
いつか見た漣のような、
たおやかな雰囲気を纏う人でした。

臆さず声が出ました。という事は、
貴方のその滲む物腰の柔らかさに
初めから私は安堵の念を抱いていたのでしょう。

「旅の方でしょうか。
 吹雪が和らいだら麓までお送りします。」
_

あの日から何度も陽が昇って沈んでいきました。
度々彼は此処へ遊びに来てくれて。

微睡みの無彩色に居た私の時間を
鮮やかに色付かせてくれるその存在に、
少しの眩しさと懐かしさを感じました。

そして彼の帰る刻が迫るたび、寂しくて悲しくて…
また会える時が待ち遠しくて仕方なかった。

熱を帯びたこの気持ちの名が、今となっては はっきりわかります。
あの時から私は貴方に恋をしていたのですね。
_

そも、なぜこんな辺境に居を構えているのか。
やはり気になるところでしょう。
ゆっくりと、閉じても這い出てくる記憶の蓋を開けて
過去を全て話しました。
臆病者と罵られるのでしょうか、弱虫と幻滅されるでしょうか。

嫌われることの恐怖で顔を上げられない私にそっと触れて、貴方は

_何度折れそうになろうと、私が何度でも手を引こう。
そなたが私を必要と思うのであればいつでも力を貸そう。_

と言ってくれましたね。
あの時の言葉、ずっと忘れません。
_

私なんかでいいの?
…いいえ、そんなことを聞くのも無粋かしら。

私を明るい場所へと戻してくれた貴方の手を、
その心を握って応える。

「ええ、いつまでも、ずっとお傍に。」

…❄…
息子:ユヴァティーラ【illust/69788997
「だってユヴァ…貴方はユウディやユニアと違って落ち着きがな…いえ、元気だから不安なのよ!
 え?もう子供じゃない?それもそうね…?」
息子:ユウディナル【illust/69508874
「慎重な貴方だから、二人を任せられるわ。…今日も幸せな一日にしてらっしゃい。
 それと危ないから日没までには帰っておいで。」
娘:ユニア【illust/69510504
「大丈夫、ユニアは世界一可愛いんだからきっと素敵な人が…え?お兄ちゃん達よりいい人がいない?
 …少しわかる…いやわかっちゃだめね!?」
…❄…

♢初めてのお友達
イチさん(レフコニア)【illust/68637051
雪山の洞窟で出会った、たまにしか会えない…初めてのお友達。

「あ、あの こんなに沢山…頂いてもよろしいの? その、お代なんて持ち合わせていないのだけれど…
 ほんとに?有難う。私にできることは少ないけれど、それでも役に立てそうなことがあるなら言ってほしいわ。」
「羨ましいな、と思うの。強いところが。 …気を悪くさせてしまったかしら、ごめんなさい。」


5月12日付LR有難うございました…!

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2018-05-10 20:12:57 +0000