企画元様:朽ちゆく世界にハナムケを【illust/67637283】
ID末尾6(所属自由)のため、フェール・イールにお邪魔させていただきます。
✿モルガナ・ソムニフェルム・ニゲラ Morgana S. Nigella
フェール・イール所属/中性/16歳/163cm
ボク/君
pt:30[1期]
✿かつての内戦の折、レフコニアを裏切りフェール・イールへと渡った一族の末裔。
モルガナ自身は内戦時代を知らない世代のため、先代以前の遺した遺恨についてはちょっとうんざりしている。
夢の中を渡り歩いては辿り着いた先で食事を貰い、その代わりに現実で何かをするという依頼を受ける暮らしをしている。
能力的に可能であれば何でも引き受けてしまうため、不可視の身体であることを活かした暗殺や窃盗といった薄暗い依頼になることも少なくない。「でもそういう依頼する人ってお高そうな飯出してくれるんだよね!」
とりあえずやってみて(あっこれ無理だな)と思ったら透明かつ記憶に残りにくいのをいい事にトンズラすることもしばしば。
透明な方の身体では食事が摂れないせいか食に対する好奇心が強く、未だ見ぬ料理に出会うことを楽しみにしている。
✿SKILL
【陽炎石の懐刀】極めて透明度の高い鉱石を採取し、不可視の刃に加工する一連の技術。
【夢渡りの護符】良き夢へ導き、悪き夢を遠ざける。夢を渡る者たちが悪夢へ囚われぬ為の羅針盤。
【早着替え】服はあくまで不要な混乱を避ける為の偽装であり、仕事時には脱ぐ必要があったりする。つまるところすっぽんぽん。
=== ◇無貌の徒◇ ===
レフコニア方面を源流とする、不可視の身体を持つ一族。
歴史は古く、ニゲラ家を本家として多くの家系に分岐する。
先の内戦において本家筋の者がレフコニアを裏切りフェール・イール側に着いたため、終戦を迎えた現在もニゲラ家を中心に遺恨が残る。
身体が透明であるためか、存在感が極めて薄く、人の記憶に残りにくい。
=== ◆夢貌の徒◆ ===
無貌の徒と呼ばれる者たちの本来の姿であり、本来の名である。
一般的な人々にとって「夢」とされる世界に身体を持ち、個々が持つその世界を渡る能力を持つ。
そして辿り着いた先で、夢の持ち主に頼んで食事を提供してもらい、そこでようやく生きる糧が得られる。
夢そのものを喰らうことも可能ではあるらしいが、効率が悪いうえに持ち主の生命を脅かしかねないため、禁忌、あるいは最終手段とされている。
食事を提供してもらう方法は、夢の改変。
つまり夢の持ち主が「ここに料理がある」と思えばそこに料理が出てくる。
異物である夢貌の徒が勝手に夢を改変することは出来ず、持ち主に頼むしかない。
望む力が強ければ、そこにいる夢貌の徒すら改変し得るが、やはり異物であるため難易度は高い。
なお、提供される食事は夢の持ち主の想像力に依るため、本当に美味しい食事に出会うのは結構難しいとか。
現当主 モルフェウス【illust/69067725】
✿素敵なご縁を頂きました!
レフコニア / イチさん【illust/68637051】
「こんばんは! お姉さんはレフコニアの人? 何でってそりゃあ……ふぇーっくしょい! ……見たらわかるよ」
「いやいや、こう、いつも食べてるご飯を想像してくれたらそれで……ほんとだってば! ……行っちゃった……」
「料理ってこうやって作るんだね。いつもパッと出してもらってたから、なんか不思議な感じ」
「ね、出来るまで見てていい? 邪魔はしないからさ」
✿
いつだったか辿り着いた先で振る舞われた料理は、「おふくろの味」だとその人は言った。
沸き立つ鍋から漂ってくる香りと、料理を作る母親の背中。
仕事で疲れ切って帰った時、病で寝込んだ寝床から覗いた時、
母の労りの言葉と共に供されるそれが、何にも勝るご馳走だったという。
母親は当然居るが種族の体質が体質だ。料理なんてものは願ってもらえば出るもので、刃物を手にすることなど道具を作る時か、はたまた仕事か。
その人には適当に相槌を打って、料理を食べた。
素朴な味はその地域には珍しくない食材と味付けで、ボクはただいつもの「今日を生きる食事」にありつけただけだった。対価の仕事は何だっただろう。
その人はとうに一夜の夢など忘れているだろうし、ボク自身も忘れていた。
目の前でせっせと下ごしらえをする彼女の背中を見ていて、それをふと、思い出した。
詳細編集中……
✿婚姻・既知関係について
所属・性別、ほのぼのから殺伐までこだわりなく、素敵な関係が結べればと思います。
有難くもメッセージを頂けた場合、3日以内に返信いたします。
3日を超えて返信の無い場合、不着等の可能性がありますので、大変お手数ですが再度ご連絡いただければと思います。
2018-05-08 15:22:04 +0000