【えんもの】霜月【三世代目】

虎丸
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こちらの企画【illust/67011335】に三世代目失礼します。

「なんだ、わしの知恵を借りにきたか?違うのか、なら逆にお前の知ってることをわしに教えてくれ。何でもよいぞ」
「おれには母親がいなかったから女性の扱いは今一わからない。どうしたらお前さんのお眼鏡に適う男になれる?」

▼霜月
 種族:妖怪(鬼+天狗(アルビノ)+雪女)
 性別:男
 年齢:76歳
 身長:177cm

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鬼とアルビノ天狗の血を引く妖怪と雪女の間に生まれた妖怪の男。

母親が幼い頃に亡くなり、母方の祖父母の家で育ったため演者の家系にも関わらず
歌舞伎や踊りには全く興味がなく、山の奥深くで一人、学問に身を捧げてきた。
性格は大らかでのんびり屋だが、知らないことは何でも知りたいという貪欲な一面ももつ。
山でひたすら自らの知識を磨くことに専念していたため、本人も知らぬうちに
知恵者として近くの里山からわざわざ知恵を借りにくる者もいる程度にはそこそこ有名。

学者肌ではあるが生活のために狩りをしていたため人並み以上には頑丈で力がある。
料理は出来ないことはないがあまり食には興味がなく、基本は煮るか焼くかの二択で味付けも適当。
とりあえず腹にたまるもので栄養が取れれば何でもいいという考え。

一生一人で知恵をつけつつ山で暮らすのだろうなと思っていたが、最近になって周りから
町へ行けば沢山の蔵書や珍しいものがあるという話を聞き、少し離れた町まであしを運ぶようになった。

雪女の血をひいているため、冷たい風を放つことが出来、感情が高ぶると冷気をまとった息が出る。
夏の時期は思うように動けず、夜更けまで死んだように寝て過ごす。

一人称:わし、おれ(親しい人に対して)
他人称:お前、呼び捨て
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家族

父:陽氷【illust/68012145
「親父、ねぇ・・・。あの男は自分に息子がいることすら知らんだろうな。
 わしが生まれる前に活躍の妨げにならないようにと母は親父の下を去ったらしいからな」
「都に出るようになって、歌舞伎座の張り紙で初めて親父の顔をみたよ。
 赤ん坊の頃、母に入れられたこの腕の刺青の謎がやっと解けた思いだ」

母:モブ

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素敵なご縁に巡り合えました
働き者の元気なお嫁さん
小繋琥珀様【illust/68542087

近頃町には珍しいものにあふれている。
そんな話を人から聞いた。面白そうだと思って町へ降りてみた。

話どおり、町には沢山の興味を惹くものたちが沢山あり、人の話だけでは知りえなかったことが
こんなにも世の中にはあるのかと感嘆のため息すらつくほどだった。

彼女に出会ったのはそんな華やかな町並みの中。
より多くの知恵をと書物を探し回っていたところ、どうかしたのかと声をかけられた。
よほど困っているように見えたのか、彼女が働いているという呉服屋へつれてこられた。
こんなところで道草を食っている暇があるのなら早く目当ての書物とめぐり合いたかったのだが
成程、これは道草もいいものかもしれない。
色とりどりの反物に、最近の流行だというもの珍しい衣服。
どこを見ても今までみたことがないものばかりだった。

「この着物は何で出来ているのだ?いや、それよりも変わったつくりをしているようだがどうやって着る?
 こちらの反物はツルツルとしているが絹か?それとも南蛮から取り寄せた全く別の素材なのか?」

あまりに興味をひく数々の品に興奮し、まくし立てるような質問攻めにこの店員が引いてしまっている
と気付いたが、それでも親切丁寧に教えてくれる彼女は店員の鏡だなと感じた。
最初はその程度のやりとりであったが、彼女の話しかけやすさに町へ出た際にはつい道案内を頼んでしまっていた。

女性の扱いなんて家にいた時にばあさんの相手をしたぐらいしかないが、道を尋ねる手前無言でいるというのも
失礼であろうなと少しずつ他愛のない話を交わす、そんなやり取りが続いていた。

そんな日々が続いていたが、ある時彼女が弁当を持参した時、それには見たこともないような色とりどりの食材を
使った料理が納められていて、それは何かとたずねると弁当の中のひとつを分けてくれた。
それは自分が作る料理の何よりも美味く、こんなうまいものは初めて食べたというと
彼女は大げさだと笑っていた。
けれど、自分が普段は煮るか焼くかの適当な料理で味付けも適当にしかしていないという話をすると
目を丸くし、何を思ったのか俺の手をひき、彼女の実家だという宿へ連れて行かれた。
宿の主だという彼女の父親の料理は、流石客がつくだけのことはあり、食べることに興味のなかった自分でも
舌鼓を打つほどだった。美味いだけではなく、客によって色々趣向を凝らすという力の入れっぷりには尊敬すらする。

「こんなに美味い料理を食って育ったお前さんはそりゃ明るくて元気があるのも頷けるな。
 わしの中での食の常識が崩れた。また食いにお邪魔するよ」

それからは度々彼女の宿へ世話になっていたが、いつの間にやらわざわざ飯を作りにきてくれたりと
甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるようになった。
何か悪いことでも言ってしまったのか事あるごとに顔を真っ赤に染めたり、いい感じに女性を口説いてみてくれ
等と困ったことを言う実に面白い女性だなと感じるようになっていた。
いつしかそんな彼女を目で追っている自分がいることに気付いた時、柄にもなく自分は彼女に惹かれているのだなと
自覚してしまった。

彼女は言う。自分は半妖で人間の血を濃く受け継いでいるだろうからおれよりも遥かに先に逝くだろうと。

それでもおれはお前がいい。家でただただ本を読んで過ごす毎日だったおれに
こんな感情を抱かせたのだから、その責任はとってもらわないと。
そういうと益々彼女の顔は赤くなっていた。

申請について
お相手様の容姿や性格には特に希望はありませんが、当方メインはアナログ描きのため
アナログ絵に嫌悪感を感じない方を希望します。
幸いなことに申請をいただけた場合、お返事は早ければ即日、遅くても三日以内には
お返し致しますが、万が一三日過ぎても返事がない場合は何らかの障害の可能性がありますので
お手数ですがもう一度ご連絡お願い致します。


その他の関係も大歓迎ですので是非絡んでやってください。
何か問題等あればメッセージor外部(twitter)にてお手数ですがご連絡お願い致します。

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2018-05-02 13:20:43 +0000