朽ちゆく世界にハナムケを【illust/67637283】に参加させていただきます。
ID末尾:4なので白の国へ!
「あの日初めて開かれた外の世界はひどく眩しく、寒く・・・・寂しいものだと知りました。」
名前:α・エリクスマータ
所属国:レフコニア
所有ポイント:30pt(30<前期pt>+0<継続pt>+0<イベントpt>=30pt)
内戦時、生物兵器として人工的に産み出されていたエリクスマータ最後の1体。
それまで1度も目を覚まさず欠陥品として扱われ、いずれ廃棄されるまで成長器の中でこんこんと眠り、ただそこにいるだけであった個体。
しかし終戦後、身も精神もとうに疲れはて摩耗していたほかの個体が1体、また1体と眠りにつく中、ある日目覚めたのが始まりだった。
『おはよう、寝坊助さん。』
現在は使われなくなった成長器が並ぶほの暗い空間で、柔らかな女性の姿と声を認める。
それは自分達を作った博士のものだと誰かの記憶が教えてくれた。
誰もが立ち去り、半ば無人と化していた研究施設に一人残った博士は、私のためにと学習装置では知り得なかった他の個体が収集し、研究者たちから不要と切り捨てられていた別の記憶と記録を直接脳に流し見せてくれた。
けれどただ1つ、“恋”についてはそれがどんなものであるのか漠然とした説明しかされなかった。
『・・・それはとても特別なものでね、これまでのどんな優秀な個体であっても見つけられなかったものなのよ。』
私が興味を持った事をとても嬉しそうに悪戯に微笑む博士は
『自分で探してみなさい。
これは貴方が自分で探して感じなければ、貴方がどんなに賢くなっても絶対に理解ができない事だから。』と続けて言った。
――そうして博士の遺言から早2年。
愛や感情がどんなものかは見て、知った。
けれどこの体が眠りにつかない事から、未だ条件を満たすには不充分らしい。
見て、知るだけではいけないのだと推測する。
「・・・・博士、無理難題が過ぎるのではないのでしょうか。」
寂れた研究施設の中庭で眠る家族の前で発した声は、雪の中に吸い込まれ消えていった。
5/5 とても素敵なご縁をいただきました、ありがとうございます!
「アジュの声を沢山ください、私は貴女のどんなに小さな音も言葉も掬い取って答えましょう。
アジュの好きなものを教えてください、貴女が大切だと思うものを私も共に守りましょう。
――ですからどうか、私を貴女の“特別”にしてください。」
フェール・イール アジュさん【illust/68499687】
物語本文→【novel/9650782】
種族:エリクスマータ
生物兵器として使用されるべく人工的に生み出された一族。
育成器により肉体を急成長させながら、学習装置によって知識を得ると自動的に目覚め活動を開始する。
他の個体が収集した記録や記憶を引き次いでいくことで、戦術的知識は代を重ねる毎に深くなっていったが身体能力は平均と変わらない。
代わりにその部分を補うようにエリクスマータが育成器の中で成熟し目覚めると同時に自分を守るグラスドマキアという従魔も創造される。
従魔:グラスドマキア
エリクスマータが覚醒する際に創造される従魔。
能力は創造された際に契約者であるエリクスマータによって一つに固定されるが頑丈で、攻撃面や防御面にも幅広く応用がきき、常に献身的に付き従う。
スキル
【氷の口づけ】冷気を伴う口づけは、他者の生命力を微量ながら奪う。
【グラスフロウツェン】グラスドマキアを創造し、使役する。
お相手様の年齢や国柄にこだわりはありませんので、相性重視で素敵なご縁を結ばせていただければ嬉しいです。
交流は外部ツール(Twitter)を使用したものが主になるかと思います。
婚姻以外の友人・知人関係も随時募集しております。
私から失礼する事もあるかと思いますが、もしご希望下さる方がおりましたら、その際はお気軽にご連絡ください。
メッセージは即日から長くとも3日程かかる事もあるかもしれません。
3日を過ぎて返信がないようでしたら、再度メッセージを送信していただけるか(それだけでは不安がありましたらスタックフィード等もご利用頂き)ご連絡ください。
お手数おかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
何か不備ございましたらご一報ください。
2018-05-01 14:50:35 +0000