艦これパッケージ版 軽巡洋艦 大淀(1943型、1944型)

ランツァ@色々リハビリ中なう
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皆様、大変ご無沙汰しております。
久しぶりの艦これパッケージ版、艦船模型製作記でございます。

今回は、アオシマ製1/700、軽巡洋艦大淀です。
艦これの任務娘として、また中盤海域でのドロップ艦(ウチにはいないけど(泣))な彼女ですが、
実艦は終戦直前の1943年からわずか2年の艦生(人生?)でした。

このキットは、その1943年当時の姿と1944年にカタパルトの短縮と対空兵装の増設の改装を受けた姿の
コンバーチブルキットになっています。

本来ならばどちらかの年式を選択する必要があるのですが、今回はリアルパッケージ版の1944年版が
同時発売されたので、大淀さんの両方の姿を再現してみました。
具体的なキット内容の違いは、後部甲板の形状変更、それに伴う格納庫?上面と扉?、カタパルト、
対空兵装及び機銃の増設等。
あと、艦載機の種類がそれぞれの年式で違っています。(小さくて見分けが付きにくいけど(汗))

それでは、制作記録です。

まずは1943年版。
甲板パーツ裏面の余分な凸凹をヤスリで整えながらすり合わせをしっかり行います。
甲板上の構造物がそれぞれのパーツをまたぐような配置になっているので、できる限り面一になるように
一手間をかけています。
とはいえ、ここ1~2年の間に開発、発売されたキットなので、この一手間をかける以外は非常に組み立てやすい
印象です。
組み立ては、ですが・・・。

塗装は船体と中央甲板はかろうじてマスキングで塗り分け可能ですが、前後の別パーツになっている
甲板上の小さな構造物は筆塗りで塗装したほうが早い感じの細かい凸モールドが多数。
この作業が1944年版同様、最初の苦労したポイントです。

甲板の塗り分けと接着ができたら、構造物の組み立てですが・・・
流石は最新に近いキット、後部格納庫?上面のリノリウム部分の塗り分け以外は非常にスムーズに
組み立てられました。
極小とも言える細かいパーツやアンテナなどの細いパーツは、ピンバイスで軽く当たりをつけてから
接着、固定すると、比較的頑丈かつ楽に組むことができました。

そして、艦載機ですが、1943年版には、「紫雲」と、みんな大好き「瑞雲」が付属。
めっちゃ細かいパーツの点付け接着が多いので、組み立てに注意が必要ですが、しっかりと接着面の
硬化を待って、丁寧に作業すれば、多分問題はないと思います。

艦これパッケージ版に付属している大淀さんのディスプレイシートを挟んで・・・

次に、1944年版。
基本的には1943年版とほぼ同様の工程ですが、塗り分けや増設されたパーツ類の位置決め等の工程が
増えています。
探照灯や機銃類の増設ですが。
特に、前方甲板上に増設された単叢機銃は、位置決めの指示が説明書だよりのため、固定しにくく
少し苦戦しました。

それと、カタパルトの形状と固定方法が変わったことに伴い、後部甲板は印象がガラリと変わっています。

また、艦載機は「零式水上偵察機」に変更されています。
(g小さすぎて瑞雲と見分けが付きにくいのは内緒)

両方の塗装は、基本色はクレオスの「日本海軍工廠標準色」セットの「呉海軍工廠色」と、同じく
クレオスの「日本海軍迷彩色」セットから、リノリウム色を使用しています。
防水布のホワイトは、クレオスのホワイトサフ+ベースホワイト、煙突上部はクレオスのつや消しブラック
を、砲塔部分は呉工廠色の上からマスキングゾル、煙突などの塗り分けはマスキングテープにて
それぞれエアブラシ吹き。

カッター船等、小型船舶は今回、フジミ模型の塗り分け指定を応用して塗り分けを行っています。
こちらの茶色はクレオスのウッドブラウンをチョイス。
ここでもホワイトの部分はマスキングゾルを使ってできる限りエアブラシで仕上げています。

艦載機は1943年版は上面はクレオスの三菱系海軍機向けの濃緑色、下面のグレーは同じく
クレオスの明灰白色を基本的に筆塗りで仕上げました。
1944年版は、上面の緑のみ「日本海軍迷彩色」のグリーンを使用しています。

機銃については、フィニッシャーズのライトガンメタルをエアブラシで塗装後、防弾板や機銃座の部分を
呉工廠色で筆塗りにて塗り分けています。
これもフジミ模型の塗り分け指定を応用しています。

で、完成後に気がついたのですが、1944年版の方、狙ったわけではないのですが、リノリウム甲板色が
使い込んで掠れたようになってしまっていますが、これはボクの塗装技術の未熟故の失敗っぽいですが、
見た感じいかがでしょう?

というわけで、自身のリハビリやら家族の入院、身内の不幸などでなかなか時間が作れず、最近ようやく
まとまった時間を作ることができたので、一気に組んでみました。
次回は多分、艦これパッケージ版の工作艦明石になるんじゃないかな?と思います。
制作時期は未定ですが、余り時間を開けないように、無理せず楽しんで組んでいこうと思います。

それでは、ここまでのお付き合い、ありがとうございました。
次回もよろしくおねがいします。

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2018-04-22 18:45:09 +0000