「そこに居るの、俺のお仲間なんスよね… 返してもらえる?」
「んじゃありがとう… ってなんで怒ってんスか……?」
どこからか流れてきた人間を栄養にして
育った珊瑚があった。
その成れの果てが彼である。
この姿を得てから暫くは他の珊瑚と一緒に過ごしていたが
欲の為に奪われていく同属等の存在を知り、
元の海へ返してやろうと旅に出た。
首に提げているのは同胞達。
海に居る仲間と違って喋らないのを不思議がっている。
聖水を小まめに補給しなければならない為
聖水の入った大きなボトルを背負っている。
貨幣などの知識に乏しく、度々トラブルを産み出している…
幸い(?)腕っ節は強く、自力で解決することは出来るようだ。
聖母アリアの知識も勿論無く、アリア教に思う事も無い。
聖水の認識は、生まれたときからある必要不可欠なもの。
海を離れてからは感謝して補給している。
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2018-04-20 11:26:48 +0000