此方の素敵【illust/67011335】企画に二世代目から・一人目参加させて頂きます。
※【4/29 22:00】までに頂いたメッセージに返信させて頂きました※
※主催様から承認頂いております※
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「目が見えなくて不便はないかって?
大丈夫だよ、音が、声が、全て伝えてくれるから」
▼緑青(ロクショウ)
種族:妖怪(木霊)
年齢:人間年齢にして20代前半
身長:185
一人称:僕
二人称:君、あなた
とある片田舎の鎮守の森で暮らしていた木霊。
その性質上、ものを見る事が出来ない代わりに、音や声の反響で人や物の大凡の
姿を感じ取る事が出来る。
本来決まった姿を持たないが、実年齢を人間年齢に換算した姿を取っている。
しかし若干童顔になってしまっている事に本人は気づいていない。
基本的には穏やかで平和主義。知識欲が強く常識人。
しかし反面、怒らせると怖い。尤も滅多な事では怒らないのだが。
また、大切な人には世話を焼きたくなる半面、若干精神的に依存する傾向も。
「ねえ、折角だしお喋りに付き合ってくれないかな」
「本を読んでみたいんだけど、この目じゃね。ちょっと読んでみてくれないかな」
「結婚? おめでとう! ふふ、幸せそうなのが声で伝わってくるよ」
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素敵なご縁を頂きました!
「幸せな時間と共に、守り支え合いたい」
東雲陽葉様【illust/68010988】
桜は好きだ。
春の暖かさを感じるし、何より僕と同じ、樹の仲間だからね。
だから、桜に惹かれて立ち寄った神社で、『彼女』を感じて。
どうしようもなく、満たされたような気持ちになったんだ。
「あ……驚かせたかな、ごめんね」
「僕は緑青。桜がね、あまりに見事だったから」
そう告げると、彼女は僕の色や、桜の景色を、言葉にして紡いでくれた。
そのどれもが僕の脳裏に声と共に鮮明に浮かび上がって、特に、彼女がいっとう、懸命に語るまだ蕾の、小さな桜の木が、彼女と重なるように感じて。
それがとても僕には好ましかった。
それから、僕はその神社に通うようになった。
桜に、彼女に会う為に。
彼女の隣で、彼女の話を聞く時間は優しくて、温かかった。
僕の世界に優しく反響するその声が、言葉が、僕の世界に咲いて、色づいた。
彼女が半分ながら、桜の付喪神の血を継ぐ事を知っても。
いつしか、彼女に惹かれる理由が、それだけじゃなくなってた。
彼女の声は、春のように温かくて、桜のように優しい。
彼女の声で紡がれる色が、光景が、たまらなく愛おしい。
彼女の声が響く世界が、心地良い。
その世界を、世界を紡ぐ彼女の声を、言葉を、守りたい。
そして、誰より傍で感じていたい。
自分の中にもこんな、独占欲じみた感情があったのかと内心苦笑して、それでも、僕は、その日。
「僕はね、君の声が好きだ」
「君の紡ぐ言葉が好きだ。君の織りなす世界が好きだ」
「その世界に咲く、君が好きだ」
そうして、いつしか世界に満開の花を咲かせる君の傍に、僕を置いて欲しい。
木霊でありながら、言葉にするとそんな拙い言葉しか紡げない自分自身を少し、苦々しく思いながら。
それでも、僕は自分の言葉で、そう告げる。
そうして響く君の言葉が――僕には、かけがえのなく尊いものなんだ。
「ありがとう。……僕の傍で君が咲く世界を、僕は守るよ。約束するから」
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2018-04-10 15:29:40 +0000