【神の子壷】嚆矢【第1期】

フヅカワ
Preview Images1/22/2

神の子壷【illust/67562142】、参加させていただきます。

-----------------------------------------------------

嚆矢(こうし)/男/96歳(外見20歳前後)/173cm
【一人称:吾(あ) 二人称:其方、呼び捨て等】

山深くに住む烏天狗の青年。喜怒哀楽が若干乏しく無愛想なところがあるが、気心知れた相手にはそれなりに心を開いて接する。
翼は持たないがその身のこなしは非常に軽く、山の中であれば木々を飛び移って平地を駆けるかのごとく自在に移動することができる。
酒好きで、常に瓢箪にお神酒を入れて持ち歩いている。ただしそれほど強いわけではないので飲酒量はほどほど。
どちらかといえば反アリア派ではあるが、その教えや信者たちを頭から否定してかかることもない。
お供は鴉の朧(おぼろ)。頭がよく機転も効くが悪戯者。

-----------------------------------------------------

❃誓約のご縁をいただきました❃
テフティールさん【illust/68056007
「テフ、ティール…耳慣れぬ響きだが、良い音だ。吾の名は嚆矢。深き山に住まう物の怪の類よ」
「吾を恐れぬか。其方は不思議な子よな…ひとつの存在を神と崇める民に取っては、我等のような異端者は化け物と同じような存在であろうに」
「雲を読む以外にただ空の色を見ることなど久しくなかったが、悪くないものだ。またこうして吾の知らぬ話を聞かせてくれ、テフ」

-----------

里を離れることを決めたのは、齢百を数えようかという頃。
山に生まれ、山に朽ちる。己の里ではそれが当然であったし、自身もそれに倣うつもりでいた。
しかし少女と出会い外界を知り、幾度か季節が廻りゆくにつれ、閉ざされた地にあり続けることをどうにも歯痒く思う自分があった。
――いささか遅い巣立ちではあるが、遅すぎることはあるまい。
そんなことを考えながら、燃えるような黄昏の空を見上げる。

――かの娘も、同じ空を見ているだろうか。


-----------

「はて、ふたり出会ってから幾度の季節を数えたか――今なお其方の生活は吾にとって目新しいことばかりでな、果たして昔は一体どうやって過ごしていたかと自問すれども、はっきりと思い出せなくなった。灰の世界に色がついたとでも申そうか、これも其方が教えてくれたこと、実に愉しきものよ」
「吾と其方の生きる刻は違いすぎる。それを知ってなお、あえて乞おう。テフティール、其方の時間を吾におくれ。例え泡沫の刻であろうと、其方と共に歩む時間はきっと吾にとってはかけがえのないものとなろう」
-----------------------------------------------------

どうぞよろしくお願いいたします。

#【神の子壷】#【神の子壷】第1期#【神の子壷】CS#【神の子壷】男性#【神の子壷】誓約締結

2018-04-02 09:13:08 +0000