人曰く、ひと帯をしいて寝る人の想いがこもると蛇になり夢に出るらしい。
嫉妬抱けば呪いを吐く蛇にもなるが、さてこの帯はどの想いを抱いた蛇か。
「やあや、そこの子。足の不便な蛇に手をかしてくれんかな?」
◆縁は異なもの味なもの【illust/67011335】
◆織(オリ)/蛇帯
一人称:蛇 二人称:そこの子、呼び捨て
人の想いを抱いて生まれた帯の妖怪の男性。
妬みの感情を抱いて生まれたわけではないようで飄々とした性格の青年…に見えるが実際は年齢不詳。
彼曰く皆、かわいい子とのこと。
足がなく、帯で体を浮かして生活しているが不便が多いらしい。
「蛇の感情は嫁にしか教えぬよ、恥ずかしいからな」
◆蛇帯
帯の妖怪。
枕元に帯を置いて寝ると蛇の夢を見る。
それは人の『想い』を帯が抱いた結果姿をえるかららしい…真相は彼しか知らぬようだが。
◆婚姻いたしました
慈しみ愛するお嫁さんの夏梨ちゃん【illust/67640857】
「本に見て飽きない子。いやいや褒めておるのだよ。ほれ、飴は好きかな?」
「夏梨には姉がおるのだな、ふむ、挨拶に行かねばならぬな。家族は初めてだが夏梨の家族なら蛇の家族よ」
◆申請について婚姻につきましては、種族、年齢など関係なく相性重視で素敵なご縁があると嬉しく思います。
婚姻以外の既知関係等も募集してますのでお気軽にお声掛けください。
メッセージを頂けた場合、なるべく即日中の返信に努めますがタイミングによっては2~3日ほど頂きます。
また、外部ツールもよく利用いたします。そちらをご理解頂ければ幸いです。
蛇が帯として知り抱いた最初の感情は【慈しみ】
元は母が子に向けて抱いた感情だったと蛇は覚えている。
であるからこそ他を慈しんでおった。
嫁もそこの子、慈しむべき子であった。
だから、慈しんだ。
慈しんで慈しんで慈しんで、いつしかそれは慈しみでない感情になっていた。
これを人はこういうらしい。【恋慕】と。
蛇の可愛い子。かわいい夏梨。
どうか蛇に多くの感情を教えておくれ。
2018-03-13 14:16:15 +0000