こちらの素敵な企画さまにお邪魔いたします!
縁は異なもの味なもの【illust/67011335】
「よう、――はは、驚かしちまったかい? 悪い悪い、おれは煙々羅という。半端に上るだけが能の、しがない無害な妖怪さね」
「屋根は特等席さ。地を歩むやつらも、空を飛んでゆくやつらも。みーんな、見送ってやれるだろう?」
「あっちの方が賑やかなんだ。ちょっくら様子を見に行かねえか?」
「……おまえの手で、おれをそこへ留めてはくれまいか」
◆煙(えん)
男:270歳:妖怪(煙々羅):182cm
一人称:おれ 二人称:あんた、おまえ
昼間はよく湯屋や鍛冶屋、夕飯時の民家などの煙を立てている建物の屋根にいる。夜はふらりと気の向くままに散歩していることが多い。
名前を持たず、ひとまず自身の妖怪としての名から一文字を取って名乗っている。掴みにくいのらりくらりとした性格で、大抵は薄い笑みを浮かべており、それを胡散臭く思われることも少なくない。
しかし本人は地上でも天空でもない中途半端な領域を主として生活しているため、他の種族や同類である妖怪の他種族にいたるまで他人との接触が少なく、そのせいか素直で世間知らずなところがある。
好奇心も旺盛に地上や天空にちょっかいを出す機会を見逃さないスタンス。
別種族については昔から興味を持っており、最近になって彼らと話しやすくなったことを喜んでいる。目についた他人を人知れず視界から消えるまでぼんやりと見送るのが好き。
いたずら好きの一面もあり、知り合いや友人見つけるとふわりと消えては突然近くに姿を現して驚かせて楽しむことがある。
◆煙々羅
姿を変えながら大気中を彷徨う、煙の妖怪。
当キャラクター設定としては、人の姿になるのと、煙になることが可能。
完全に煙となって、人の目に映らなくなるまで拡散することができる。
ただしあまり広範囲に拡散すると、意識も拡散し緩慢になる。
それ以外は特に能もなく、ただ人の生活圏より高く、天空より低い場所は妖怪の性質からかなんとなく居心地が良い、というだけの妖怪。
◆◆◆素敵なご縁をいただきました!
気楽に自由にゆったりと、共に笑顔で並んで歩める、大切なお嫁さん
たよさん【illust/67512690】
「――へえ。今日の飯は粥か。いいねえ、こいつは美味そうだ。……なに驚いてんだ? はは、これに懲りたら、少しは警戒心ってもんを覚えるこったな」
「おいおい、またその経か? いや、おれは好きだがおまえの声は心地良い。眠くなっちまいそうでな」
「屋根に上がらねえか? 今日は天気がいい。――仕事? なに、少しくらい構わないさ。後で手伝うからよ」
「たよ。おまえの横は誰にも譲れようはずもない。ずっと、おまえと共にありたいのさ」
◇既知関係に関しましては、引き続き種族性別問わずお気軽にお声かけいただけますと嬉しいです。
ご縁がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
連絡用⇒【twitter/t_hakka】
◆素材をお借りしました。
【illust/31930323】【illust/16099008】
2018-03-08 13:06:02 +0000