時間は02:38分、 第54駆逐中隊所属したUSS McGowanのSGレーダーは西村艦隊の居場所を掴み、中隊は小隊へと二つに分けて24ノットのスピードで南下しました。右側のMelvin、McGowan、Remyが先行し、左側のMonssen、McDermutはその次に出発し続き、日本海軍を左右から挟み撃ちにしました。
第54駆逐中隊は南下し続けながら、西村艦隊の位置を報告する同時に、25日02:52分にて、西村艦隊も後方にある連合軍の巡洋艦隊のレーダーに映しました。その時、日本海軍は連合軍の巡洋艦隊との距離は約47,900ヤードです。
時間は02:56分、西村艦隊は右側にある3隻の駆逐艦を発見しました。02:59分はお先に手前のUSS Remyを照らし、集中砲撃をしました。その時、右側担当の3隻の駆逐艦も距離8,000-9,500ヤードの所まで接近し、煙幕をあげて西村艦隊へと計27枚の魚雷を発射しました。(* Remyは山城を狙い、MelvinやMcGowanは扶桑を目標としました)
何故か、西村艦隊は右側からの攻撃を回避せず、爆音とともに、扶桑はMelvinの魚雷に中てらて、その後約03:38分の時火薬庫の爆発により、船体が2つに折れて沈没しました。
右側の攻撃が始めたばかりに、25日03:04分、混乱している西村艦隊はUSS West Virginiaのレーダーに映し、距離は42,000ヤードです。また、この時に第24駆逐中隊も南下していました。
03:11分にて、近づいてきた左側の駆逐艦McDermut、Monssenは西村艦隊へと魚雷を発射し始め、日本海軍も回避しながら迎撃しました。あいにく、山城はMonssenの魚雷に命中されて、誘爆の危険性があったため緊急に第5、6砲塔の火薬庫に注水しました。
一方、McDermutが発射した魚雷は満潮、山雲、朝雲に命中しました。
山雲は直接爆発して沈没し、満潮や朝雲の艦首は爆発により切断され、戦闘や航行不能になりました。
第54駆逐中隊との戦いを経て、西村艦隊は半分以上の戦力が喪失しましたが、それはただこれからの攻撃の序章でした。
(*第54駆逐中隊の戦績はこの海戦で一番良いのは事実ですが)
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2018-02-24 09:07:36 +0000