『ルイビ(別名レッサールイビ) 全長5m
恐竜が絶滅せず進化を続けたこの時代でもっとも強大な新たな系統の肉食竜。デイノニクス等を思わせる姿だが、その先祖はなんと雑食性のオヴィラプトロサウルス類である。進化の過程で肉食のハンターとなったこの系統はプロトケラトプス類(illust/67915443)を主な獲物としており、第三紀以後に巨大化していったそれらと対抗するように攻撃性や凶暴性、俊敏性、社会性を大きく発展させていった。歯は退化して無くなっているが、嘴が牙のようにギザギザになり、ナイフのように鋭利な武器となっている。その嘴を振り下ろすことで獲物の皮膚を簡単に切り裂き、衰弱させていく。さらに強い絆をもつ仲間との連携プレイで多くの傷を負わせることで自分よりも巨大な獲物をも倒してしまう。獲物を狩る際、嘴に力を入れたり目の保護のために目を細めるが、その姿がまるで「嘲笑っている」ようにも見え、残忍さを感じる出で立ちである。この攻撃性や社会性による狩りの効率の良さが大繁栄を生み、当時の頂点であったティラノサウルス類(illust/66472192)やアベリサウルス類などの大型獣脚類のほとんどを淘汰、絶滅させていった。』
ティラノサウルスを超える新たな頂点捕食者となった架空進化恐竜の系統。2枚目と3枚目は狩猟の様子。ティラノサウルスも祖先(グアンロン)はとても小型だったことと、スーパーカセキホリダーでオヴィラプトルが原型とどめてないくらい凶暴な恐竜に進化していたのがアイデアの原点です。名前の由来は「邪悪(イビル)」のアナグラム。狩りの様子の二枚も邪悪さを少し強調しています。あと「レッサー」ということはつまり…?この続きはまた今度。
架空進化恐竜 -グリトル- illust/67064491
架空進化恐竜 -ロードルイビ/キルイビ- |illust/67343557
2018-02-13 12:23:57 +0000