【SDF】シャールヴァーン【第三期】

みやま
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■Sag Dem Fruhling【illust/65746960
※身内企画

第三期もよろしくお願いいたします。

3/17 キャプション編集

■Name:アレルティア・シャールヴァーン・D・テロル
(Alertheia・Shrilvern・Diwarn・Terol)
■Country:セレーノ
■Sex:Male
■Age:26
■Height:190(All)、181

「ぼくはシャールヴァーン。ちょっと長いから、シャーリーとでも呼んでおくれね」
「家族はルヴァと呼ぶけれど、これはちょっと特別なんだ」

****素敵なご縁をいただきました****
海の少女:マカさん【illust/67351352

30年に一度の祭りにヒューエトスを訪れたのは、なんてことはない、この間雑誌で見たヒューエトスのお菓子が美味しそうだったから。
特集に載っていたお店に入ると、あまり混んでおらず、その上、注文を取りに来てくれた店員さんがとても可愛い子だったから、今日という日はとても巡り合わせが良いんだろう。
お菓子はとても美味しかった。

食い倒れの突発旅行を満喫し、帰ろうかという段になって、ちょっと見逃せないものを見つけてしまう。
記憶に残っている可愛い店員さん、と彼女に絡んでいるよろしくない雰囲気の男。
思わず近付くと聞こえてきたのは明らかな詐欺の口上で、これまた思わず、割って入ってしまった。
「やあ、おにいさん。ちょっといいかな。…今のお話、もう一度、最初から、ぼくにも説明をお願いしたいんだけど?」

男を追い払って、店員さん──マカをお店に送り届けて、なぜだかぼくは、祭りの間だけ、外の世界の先生をやることになった。
「あまり大層なことは教えてあげられないけど、それでもいかな」
「祭りの間はこの国にいるから、マカの空いてる時間をぼくにくれるかい?」
とりあえず、見知らぬ他人(もちろんぼくを含め)をすぐに信じてはいけないことは教えておこうと思った。

祭りの人混みを連れ立って歩く。物珍しいものばかりなのだろう、マカは、あれは?それは?あっちに行ってみたいです!とぼくの袖を引っ張って大忙しだ。

数日だがマカと過ごしていくつか気づいたことがある。
まず、彼女はとても賢いということ。感受性が豊かで、人に愛される子だということ。
このまま一緒にいたら、ぼくは彼女を好きになるだろう、ということ。

これでもいい大人だからね、思いは育てずにいようとしたよ、本当さ。でも、可愛い彼女がぼくを好きだと言ってくれたから、育つに任せてしまおうと思っただけさ。

「マカの気持ちはとても嬉しい。ぼくも、マカのことが好きだと感じるよ」
「でもね、マカはまだ若いから、だから、もっとたくさんのことを見て、世界を広げておいで。」
「そうして、大人になったマカが、ぼくを好きだと言ってくれると嬉しい。その日を待たせてくれないかな」

5年後。成人したマカはとても綺麗な女性になった。
幼かった彼女から聞いた言葉を、大人になった彼女がもう一度告げてくれる。

「ぼくも、ぼくは、マカのことが好きだよ」

追いかけてきてくれてありがとう。
ねえ、今度指輪と、手紙を贈らせてほしいんだ。
最愛の人に贈る山羊の手紙に、100年後も朽ちない思いを込めて見せるよ。

■Family
父:シェラヴァインさん(お父さん)
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「教授からね、おしゃれなレストランの招待券をもらったんだ。せっかくだからお母さんと行ってきてほしいな」
母:マーシャーン(お母さん)
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「ぼくもお母さんの息子だから、出会い運が良いといいのだけれども」
双子の兄:マーヴィルースさん(ヴィル、兄さん)
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「久しぶりにヴィルのパイが食べたいな。ダメかい?」
「ヴィルとぼくは双子だもの。ヴィルの声ならどこにいたって聞こえるよ」
「ぼくの兄さんは、ぼくよりもずっと寂しがり屋だから心配してたんだけど、安心したよ。ヴィル、あの子に幸せにしてもらって、あの子を幸せにしてあげるんだよ」

■Details
セレーノ在住の新米考古学者。セレーノの学府で助手として働いている。

のんびりまったりとした語調でしゃべり、性格は穏やかというより大雑把で天然。
気にしないことが多すぎるので、周囲からすると妙に器が大きく見えるがそれは錯覚。

童顔で女顔で着痩せするので遠目に見るともやしっ子だが、考古学は体力勝負なので脱ぐとすごい。

"かみおくりの山羊"としては、強い力を持つ。
力の制御ができない幼い頃は、よく周囲の思いや真実に振り回されて大泣きしていた。それが若干トラウマなのか、浅い人付き合いをしがち。

頭はいいが日常生活で悩むことが好きではない。あまり考え込まないので思考と言動が直結しがち。
親しい人が少ない分、自分の内側にいれた人に対してはべったりの構いたがりの甘え上手の可愛がられ上手。

休日は実家の骨董品店「ミロワール(Miroir)」の店先に椅子を出し、日光浴がてら読書にいそしむ姿がよくみられる。

■About Race
かみおくりの山羊【illust/66631561
アレルティア【illust/66106770
テロル【illust/66106561

■Skill
*かみおくりの山羊(コゼリィエ・ナ・ディフ)
紙送りの山羊、神送りの山羊。
生き物、モノの思いを聞き、その思いを手紙にしたためることができる。
シャールヴァーンはたとえ故人であっても遺品などに思いが残っていれば、それを聞くことができる。
時折、母が営む「手紙屋」の代理をしている。

*アレルティアの瞳
真贋を見通す瞳。生物に対して使う場合は相手と瞳を合わせる必要がある。
シャールヴァーンは左目にのみ宿っている。

*狂わぬ針
その時計盤は正しき時間を示し続ける。

■About Relationship
既知関係等も随時募集しておりますのでお気軽にお声掛けください。

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2018-02-12 13:28:21 +0000