まゆハロー、宿敵【illust/65697558】
◇エメ・ロージェル-Aimé Raugel
23/male/174cm
物腰柔らかで穏やかな青年。誰に対しても丁寧に接する
昼は教師として働き、夜は警官として町の平和を守ろうと尽力している
家に押し入った強盗に両親を殺害されており、現在は妹と二人暮らしをしている
犯罪を無くし自分と同じ思いをする人を減らしたいという思いも強い
本人に自覚はないが少し抜けたところがある
昼：教師
穏やかに優しく生徒を見守りながら教師として働いている
教師という職業に対してはやりがいを感じている
夜：警察官（巡査）
困っている人をみると放っておけない性格なため、どんな小さな事件でも見過ごすことができない
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(2/5)可憐な宿敵様に巡り合えました
ルーナ・シンクレアさん(シンクレアさん・殺人鬼のお嬢さん)【illust/66889138】
以前、君に尋ねられたことがある
『先生はどうして私に声を掛けるのですか？』…」と
その問いに僕は何と答えただろう……君の望む答えが返せましたか？
彼女の第一印象は「真面目な生徒」ただそれだけだった。
絵に描いたような優等生、きっと誰しもが彼女のことをそう言うだろう。
だからきっと声が掛けやすかったのかもしれないです。
それともただ放っておけなかっただけでしょうか…。
声を掛け始めた頃は、まだ君も少しの警戒心を残していました。
それは教師に対するものなのか、僕自身に対するものなのか結局君には聞けなかったけど
それでも、しつこく手伝いを頼んでいくと少しずつ君は僕に懐いてくれた気がした。
それが、なぜだか少し嬉しかった記憶があります。
「シンクレアさん、今日も有難うございます。君が手伝ってくれるようになって先生大助かりです。
そうだ！今日は新しい茶葉を手に入れたんですよ。手伝ってくれたお礼と休憩もかねて先生とお茶しませんか？
ふふ、有難うございます。あ！他の生徒には内緒にしてくださいね。」
本当は一人の生徒を特別扱いなんて良くないんですが、きっと僕も君との時間が楽しかったんでしょうね。
僕にはどうしても許せない犯罪があります。
『殺人』
どんな理由があるにしろ、人の命を奪う権利は誰にもない。
だから、僕は彼女を捕まえる。
たとえ彼女の罪が正義のもとにあったとしても、僕はそれを認めることはできないのだから。
『夕顔の渡し守(カローン)』
それが世間が彼女に名付けた、僕が追い求める罪人の名前
小さな証拠すら残さない完全犯罪
それでも小さな欠片をつなぎ合わせてやっと君に辿り着いた。
「今晩は、殺人鬼のお嬢さん」
彼女の瞳は強い意志を持っていた。
何者にも揺るがないそんな強い意志を。
「僕は君を否定する。
どんな人間であろうと、その人を想い、悲しむ人がいる。
君がやっていることは、ただの自己満足だ。」
初めて、君が僕の前で見せた揺らぎ。
--ああこの子も人間なんだと初めて感じることができた。
終わりは突然にやってきた。
彼女が最後に犯した殺人、脳裏に嫌な予感が過った。
どうして？そんな疑問はすぐに捨てた。
彼女が彼女である以上きっとこれ以外の選択肢はなかったのだ。
何故なら彼女はどこまでもまっすぐで優しい子だったから……
「ルーナ…本当に君らしい終わりですね」
そう呟いた言葉は彼女に届くことはなかった
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君がいなくなってから、僕には日課ができました。
君と一緒に植えたこの花に水をやることです。
そして夏になると花を咲かせる、それが僕の楽しみになりました。
一人の生徒が僕に尋ねました。
『先生、その花は何ていう花なんですか？』
「この花は夕顔といいます。
夏になると綺麗な花を咲かせるんですよ。」
それは、君の隠したもう一つの名前。
忘れることのないただ一つの名前。
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◇申請・交流について
年齢、性別共に特に拘りはありませんので相性がいい方とご縁があれば嬉しいです
細かい関係についてもお相手様と話し合って決めていければと思っております
有難くも申請いただけた場合は即日～３日以内にお返事させていただきます
３日以内に返信がない場合は申し訳ないのですが再送していただけますと嬉しいです
積極的な交流は難しいかと思いますが、何かしら描かせていただければと思っています
その他になにかありましたらご一報いただけますと幸いです
2018-02-03 15:44:11 +0000