.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:
九十九路の羅針盤【illust/60865485】
玻璃鳴きの清峰 ツァベク=シュカル
土廻の司:ラクラ
.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:
―――荒れ地を耕やせるは人の培いし知あればこそ
すなわち土廻とは空・海・風、尾根の先の先の地まで
知識と人を繋ぐものなり
◆◆ツァベク=シュカル
霊峰連なる山岳地のとある尾根に創かれた小国。
大玻璃神樹開花を祝う祭、そして穢れの浄化の儀式も無事成功を収めた。
散った硝子の花の破片から、再び花を象った飾りを紐に吊るし里の木々や軒先に飾る事が習わしとなった。
また田畑には細かく砕いた硝子の粉末を蒔き、土廻の司がこれを耕す。
道々には硝子でできた小さな灯籠が置かれ、毎晩火が灯される。
里についた穢れは、夜の火と硝子の灯りを辿りて神樹へ流れてゆく。
先代ウルクトの結んだ絆によってシラハネから輸入される天然石を用い食器・装飾の製作が盛んにおこなわれるように。
そして、現在の流行としては夜間の外出へ持ち歩くための硝子に水と夜光石を共に封入した飾りが人気。
また飲酒の文化にも親しむようになり、国で採れた果実や穀物を発酵させた酒の生産等が盛んになった。
そして先代シラハネ代表である天鈴の協力によって、積年の願いであった銀化を浄化できる薬が遂に完成。
高い薬学知識から導かれた研究結果を得、専門的な医療研究機関が新たに立ち上げられた。
銀化の原因解明が進み、薬の質も徐々に高まっている。
完全な浄化が出来るまでにさほど時間はかからないだろう。
神様の眠る地 シラハネ:天鈴さん【illust/63931977】
神様と在る地 シラハネ:満穂さん【illust/67053519】
先代(母):ウルクト【illust/64050569】
◆◆ラクラ
性別:男性
年齢:16
身長:162㎝
一人称:私、僕 二人称:~さん(目上)、貴方
羅針盤:月光/650pt(強靭:160 知能:115 器用:160 機敏:90 幸運:125)
【祓花翅】をはじめとした様々な種族の血を引き、土廻の司という役職の最高位に就く少年。
かつて母とその友人の辿りついた研究の成果と意志を引き継ぎ、
銀化を止める薬の質を向上させるための医療研究機関にて研究の日々を過ごしている。
また観光で訪れた人々にツァベク=シュカルの辿ってきた歴史を語らうことも、
彼の大切な生活の一部である。
母に似て器用で新しいものが好きで、最近盛んな飲酒文化に興味津々。
収穫した果物で果実酒を仕込んでは、将来呑めるその日が来ることを楽しみにしている。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆結びに
最終期まで絆を繋げてくださった皆様、そしてアフターで絆を結んでくださった
神様と在る地シラハネ/天鈴さん/梶木さん
そしてこの九十九路の羅針盤を企画して頂いた主催様へ、改めまして心より感謝申し上げます。
.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:
2018-01-31 14:34:20 +0000