目の前に二人の怪我人が倒れていたとしましょう
一人は己が大切に想う誰か
もう一人は見ず知らずの――いえ、己を傷つけたことのある誰か
もし、そのどちらか一方しか助けられないと選択を迫られたならば、貴殿は誰の手を取りますか?
「私はもちろん、二人の手です。零れ落としていい『いのち』などこの世にひとつも存在しませんし、それに。
路はいつだって、いくらだって、目の前に広がっているのですから簡単には諦めてあげません」
✵ランカ [名を“鸞和” 家名を“C=L・エルデフォール・七宝” 通称を“ラン”と云ふ]
∟年齢:20 性別:両性 身長:167/185㎝ 人称:私
✵紡いだ絆
うちの王サマ/父:悠凰【illust/63899852】
「ずいぶんと難しい顔をされていますね。もしかして例の『名誉の古傷』が痛まれます?
おや、眉間にまたひとつ道が刻まれてしまいました。
…本当にうちの王サマは冗談が通じませんね。それで?私に手伝えることはありますか?」
騎士サマ/母:花芽の騎士 アーデリュクスさん【illust/63671022】
「失礼、御髪が少し乱れております。――はい、結構。いつも通りお綺麗ですよ。
ところで今お時間はありますか?近くに美味しい甘味所があるそうなのですが…
よろしければこれから少し騎士サマの時間を独り占めさせていただいても?」
✵繋がる絆
きょうだい:オミリアスさん【illust/67902548】
「『報酬は適切な場所から適切な物を』、ですよね?もちろん心得てます。
では、いつも援助頂いてるオミくんには私からの感謝と親愛を込めた抱擁を贈りましょう。遠慮なくどうぞ」
「まぁまぁオミくん。若いうちから眉間に皺を寄せてると誰かさんみたいに消えなくなってしまいますし、
どうせ刻むなら笑い皺が良いと思いますよ。ほら、にこ~っと(無理やり口角を上げる)」
きょうだい:シュケーネさん【illust/67902578】
「…………………………………………………………(無言の抱擁)
おっと、これは失礼。シュシュの愛らしさに口よりも先に手が伸びてしまいました。
それにしても以前より少し大きくなられましたね…きっとすぐに私なんて追い越して行くのでしょう…
──お言葉ながら王サマ、子供は毎日が成長期です。数日前のシュシュときょ(割愛)」
「今日の勉学と訓練はすでにお済ですか?ならば私も仲間に入れてください。
ご褒美には美味しいと評判のドーナツを用意してきました。後ほど皆で頂きましょう」
✵羅針盤:月光 700pt [強靭:130 知能:190 器用:120 機敏:100 幸運:160]
✵既知関係について
変わり者ではありますが婚姻を含め楽しそうなお話がございましたらお気軽にお声掛けください。
✵九十九路の羅針盤【illust/60865485】
最終期にて絆を結んでくださいましたアーデリュクスさん/なつき様、本当にありがとうございました!
「『もし、私が私でなくなったその時は
どうか、いのちを奪ってでも私を助けてください』
………そんな願い、俺が言う訳にはいかないでしょう」
2018-01-31 10:58:16 +0000