創作画獣【illust/63335566】
「……私を消したいかい?なら、喰らえばいい。……今はまだ喰われる気は無いがね」
「タケル……どこだ……どこにいる……?」
「何も見えない……お前は……誰だ……」
“亡霊(ゴースト)”
真名【illust/68049220】
体長:165cm
一人称:私 二人称:お前、君(親しい間柄のみ)
突如、ラージサイト前の広場に出現した剣士の亡霊のような無名の画獣。その風貌から、安治はこの画獣に暫定的に“亡霊”という名称を付けた。
酷く傷付いたその顔の両眼は共に失われ、まぶたもない。空虚となった二つの穴には赤い炎と虚ろな光が宿っている。
どことなく、死んだはずの人間「白野虎子」に似ているが……。
体内に【因子】を宿しており、それが膨大な量の創作エネルギーを生成し続けているため、絵師などの創作エネルギーに敏感な者であれば「途方もない力を持っている」ことがわかるだろう。
また、「白野虎子」を知っている者であれば「この創作エネルギーが虎子のものである」こと、そして王道タケルを知っている者であれば「王道タケルの創作エネルギーも少し混ざっている」ことを感知できるだろう。
そして、「黒野理緒奈」を知っている者であれば、「この画獣の創作エネルギーが理緒奈のものにとてもよく似ている」ことに気付けるかもしれない。
消極的な性格で、自嘲的。
常にぼんやりとしており、人の名前を覚えるのが苦手。数回会った上で数回名前を聞かないとすぐに忘れてしまう。
両目が無いために盲目であるらしく、そのままでは創作エネルギーしか見ることができていない。しかし、音や創作エネルギーに対してはとても敏感になっており、心眼で見ているかのようである。その精度は、敵が背後から音もなく忍び寄っても即座に感知できるほど。
手にした剣についた目が本来の目の役割を果たしており、それによって初めて相手の表情や地形を把握できる。
なお、この使っている魔剣は身体の一部であるらしく、刀身がバラバラになって自在に動いたり、刀身が伸び縮みしたりする。そのため、ただ戦うだけなら持つ必要もないようだが、明瞭な視界を確保するには持っている必要があるようだ。
“生前の記憶”があるらしい。しかし、例え記憶にある人物と会っても「顔はわかるが名前が出てこない」といった状態。
名前も覚えている数少ない人物の一人である「タケル」という人物を探している。
ハッキリと覚えている人(敬称略)
黒野理緒奈
王道タケル(【illust/66778902】の願いより)
小森星歌、ヒンメル(【illust/66610807】の願いより)
最後のページはこの画獣のシンボルマークです。企画内限定ですが自由にお使いください。
消滅描写を描く際はご一報ください。
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2018-01-13 06:52:25 +0000