夢を喰らう夢獏は今夜もベッドの前に立つ。天蓋の下、少女はあどけない表情で眠っている。夢獏は首を傾げる。誰かの夢をみていた少女の夢は唐突に終わる。静寂が降りる。夢獏は少女が残した哀しみを喰べて、天を仰いだ。2017年2月「正体不明」展 展示作品
2018-01-11 09:08:21 +0000