ユイガーン。
着色しましたが、どうもイマイチです。
仮面ライダー99(バイオロイド)専用バイクの試作品。
フロント2輪リア1輪の3輪バイク。液化フロンによる液冷、ガスタービンエンジン。
排気自身を加速して噴射する事によってジェット噴射とし、空を飛ぶ事も出来る。
最高出力、最大トルク共に不明。
世界征服を目論む悪の秘密結社イプシロンが設計制作しているため、排ガス規制、騒音規制、最高出力自主規制等は考えられていない。
そもそも、暗闇でも目が見えるバイオロイド専用との考えなので、所謂保安部品は無く、ウインカーやブレーキランプはおろかヘッドライトすら無い。
ナンバープレートも偽装である。
チタン、マグネシウム、カーボンファイバー、さらにイプシロニウムと呼称される、未知の金属がふんだんに使われており、かなりの大型バイクにも関わらず、乾燥重量は、200kgを下回っている。
ハンドルによる操舵は殆ど出来ず(左右で約3度程)、飛行時に姿勢を制御するためのバーニャが車体のあちこちに付いていて、それらを噴射する事と体重移動によって進路を変更する。
すなわち、低速でのクランクやスラローム走行は出来ない。
Uターンはスピンターン(アクセルターン)で補う。
要するに、超高速走行に特化した車体。
(最高速度を競う自転車の構造を想像して頂くと、参考になるかと思われます)
結果、爆音と煙を撒き散らして超スピードで突っ走るためだけのバイクになった。
後に、恋人である道玄坂守の手によって一通りの保安部品が取り付けられた。
が、車検に通るはずも無く、ナンバープレートは偽装のままである。
懸架装置は前後スイングアーム方式で、
磁力による反発力を応用した電磁石サスペンション。
バッテリーは、常温超伝導コイルを使ったフライホイールバッテリーを二つそれぞれ反転させて、ジャイロ効果を相殺している。
時速400km以上になるとフロントカウル内を通る走行風によるラムエア効果でさらにパワーアップする。
最高時速900km以上。
(何処走るんやろ?)
フロントカウル内部に小型ミサイルを装備している。
リトラクタブルライトの様にせり出す。
試作品のため装填数は1発。
すでに、対スパイダー戦に使用。
A3WD(アクティブタイム3輪駆動)
駆動方式は、チェーンでもシャフトでも無く、ステンレスメッシュホース内を通るオイルによる油圧方式。
これにより、前後輪駆動が可能となった。
ABS(アンチロックブレーキシステム)
ATC(オートマチックトラクションコントロール)
SAT(セミオートマチックトランスミッション)
等により、運転自体は初心者でも簡単に出来る。
が、その本当の性能を発揮させる事は、常人には不可能。
エンジン及び車体の耐久性がどの程度かは不明だが、西園寺紀和は、イプシロンを壊滅させるための武器と認識し、その日まで保てば良いと割り切っているため常に全開走行であり、体当たり(ユイガーンクラッシュ)も辞さない。
2018-01-05 13:14:51 +0000