「は? は、はぁぁぁぁぁ!?!?!?!」
「おい、いや、ちょっと、なんでこうなって、馬っ鹿近い! 近ぇんだよ!!!」
「なんで、最後の、最期に こうなるんだ」
名前:饗庭 贄(えにわ にえ)
所属:東軍
学年:3年
性別:♂
身長:168㎝
髪色:黒
瞳の色:黒
一人称:俺
二人称:アンタ
性格:所詮は齢18の高校生だった。最後の刃は夏に届かなかった。最期に与えるはずのモノは与えられなかった。求めて求めて求めて。結局の所、鎌の内側から零れ落ちたのだ。
――とか思ってたら生贄の方から今度はぐいぐい来た。今まで散々自分が付け回してきてたのに急に反対の事をされて虚を突かれるどころかパニックに。ヘタレ。
気が付いたら名前の署名と印鑑を紙に求められていた。訳の分からないまま押した意味を理解するのは、卒業した後である。
心剣:『求めよ、さらば与えられん・ぷち』
縮んだ。夏のことがよっぽどショックだったのか、普通の鎌サイズに。今まで吸っていた血はどこぞへ行ったのか。これでは敵を刈るどころか稲を刈るのも一苦労するのでは。
利点と言えば小型になったので不意打ちするのには便利になった。問題はリーチが無い事である。まぁもはやあっても無くても同じことだが。
スキル:『尋ねよ、さらば見出さん・りとる』
ソナー系のスキル。大鎌を振るった際に発生する微弱な衝撃波が波状に広がり、敵や味方を探知、精査する、ものだった。
鎌が小さくなったもんだから効果も収縮した。悲しい。とはいえ小型化した分、ひっそり探査できるようになったとか。
『門を叩け、さらば開かれん・えとせとら』
弱点暴露のスキル。敵の弱点部位を無理矢理こじ開ける。どうあがいてもオープンザユアハート(物理)……だったのだが、ついに精神的なものにまで作用する様に。
早い話が切りつけた相手の『本音』を引きずり出すことになった。何せ周りに嘘吐きが少しばかり多かったものですから。
――その結果、追いかけ回していた相手が大変な行動に出てきたわけなのだが。
関係者
・ちょっと待ってほしい 岸 儀式【illust/66341271】
「近い! 近い近い近い!!!」
「いや別に嫌なんて言ってない……違うそうじゃない! 笑うな!! そうじゃないだろ!!」
「へ、ヘタレてなんかねぇ(´;ω;`)」
逃げも隠れもしなくなったどころではなくなった。むしろこっちへ猛烈に接触されまくっている。何があった、どうしてこうなった。
そりゃあ確かに家の関係による間柄ではあったのだが、折角、折角、鎌は外れたのに、どうして。
――軽いパニック状態に なっている所を付けこまれている。
・報酬は倍払いに 音色・オリヴェイラちゃん【illust/66324772】
「――結局飲み込んじまったのか。 いいさいいさ、腹の中身を見るのは嫌いじゃない」
嘘も本音も自分には関係と割り切ってはいたのだが、一周回ってまるっと隠蔽して動き回っているのを見てきた。本当のことを言うのは怖いし痛いよな、知ってる。
血を隠さなくなったが隠れてしまっている。舞い散る羽も足音も全部がフェイクかい。おおこわいこわい。
――ところで、アイツに何か、した?
・流れ溢れる恨み節な後輩ちゃん 出灰 夜明ちゃん【illust/66333047】
「悔しいな、むかつくな、悲しいし、腹正しいよな。それがあるならお前は大丈夫だよ。」
前回の敗北で辛酸をなめたのは後輩も同じこと。けれど彼女はまだ次がある。みにつきかけていた自身も墨が水に散らされたように霧散したようにも見えるが、けれどもそこにまだ執着するだけの度量はあると見た。
流す涙は色濃い本心であることを知っている。獲物は小さくなったものの、望まれるならいつだって相手をする。そのクロは心地よいものなのだから。
・夏闘乱2015【illust/50400490】
・冬闘乱2015【illust/53921638】
・夏闘乱2016【illust/56984949】
・冬闘乱2016【illust/60334305】
・夏闘乱2017【illust/63163914】
・ついに遅刻した!!だが3年間ありがとうございました!冬闘乱2018【illust/65666217】
・関係等ご自由にどうぞ
・何か問題等ございましたらご連絡ください
2017-12-18 04:41:05 +0000