太陽と月 はじまりのカタチ【illust/64996896】
素敵な企画様に参加させていただきます。
◆◆◆
◆レツサ
10歳 / 139㎝ / 男性 / 一人称:わたし、ぼく
金錦の第十王子。
湖に落ち溺れて以来、用心深く慎重な性格となった。
王族としての立場を理解し、それらしい振る舞いを心がけているため
年頃にしては落ち着いてはいるものの、時折子供らしい表情を見せることも。
慎重すぎる彼にとって見識を広げるいい機会だろうと今回の婚姻に選ばれた。
弱冠十歳にして、趣味は温泉巡りである。
兄:コヤリさん【illust/66237723】
「父上も母上も、兄上姉上方も、皆わたしの目標なのです。……ですが、正直、八の兄上だけは、よくわからないのですよね」
◆水郷 金錦(かなにしき)
山麓にある湖から国中に水路が引かれた水の都。
金鉱山と豊富な水資源を有する自然豊かな土地であり、多くの橋がかけられた美しい景観と温泉の名所。
湖にはここだけの固有種も多く、花の如く時期折々色を変えた金魚を見ることができる。
代々国を治める王族もまた、身体に金を有することから「金魚」と呼ばれる一族である。
金鉱山から採れる良質な金が国交の要となっていたが、産出は年々減少しており、
新たな産業の切っ掛けを求め今回政略結婚へと踏み出した。
◆金魚
金錦の王族は水を浴びると体に金色の鱗のような模様が浮かび上がることから「金魚」と呼ばれる。
その髪も全て金でできているため水に浮かぶことができず、魚の名を持ちながらも泳ぐことができない。
この国では、雨の日は金の魚が陸を泳ぐとされ、縁起のいい日だといわれています。
これは王族の体質に由来しており、いつのころからか広まり、定着したそうで。
……わたしたちは、水に浮かぶことすらできないのに。――いえ、物は言いよう、ですね。
(第十王子の発言より)
◆◆◆
素敵なご縁をいただきました!
ミーミスヴルム第二王女 ルナリアンさん【illust/66080873】
縁談がまとまったのだと、話がなされたのは十の王子が齢も十を迎えてしばらくの頃。
まだ幼いとはいえ、自身も王に連なる者。十になれば縁を結ぶのも我が務めと受け入れるつもりではいたものの。
それがまさか、かの遠き月の大陸の国、新たな国交の架け橋になれとは、夢にも思わないことでありました。
曰く、ミーミスヴルムという国の二の王女、年は八つ上、稀有な技術を持つ国で、自らも研究に励んでおられるのだとか。
そのような相手にはたして自分で見合う事ができるのかと頭を抱えるも、これはすでに決まった話。
ならばせめて落胆されぬよう努めようと腹を括れば、
未知なる国、まだ見ぬ王女への興味も頭をもたげ、落ち着かぬ日々を過ごすこととなりました。
そうしてついに訪れた月からの一行を迎える日。
理知的に瞬く瞳に、清流が一筋流れるような銀の髪に、見惚れたのも束の間のこと。
見上げる高さにある頭に、抑え込んだ不安が顔を出すのを感じるのでした。
(編集中)
◆◆◆種族、年齢等は問わず相性を重視しております。
嫁入り、婿入り、関係性についてもご相談の中で決めていければな、と。
交流についてはあまり頻繁な交流はできませんが、結婚式衣装や記念絵などは是非とも描かせていただきたく思います。
外部ツールにてぽつぽつ話すこともあるかもしれませんが、使用はそちらのスタンスにお任せします。
ありがたくもお話をいただけた場合は、即日~3日ほどお時間をいただきます。
なるべく早くに返事をすることを心がけますが、どうぞご了承ください。
3日経っても何も反応がない、という場合は不具合の可能性がございますので、
お手数ですが再度ご連絡いただければ幸いです。
不備等ございましたらご一報いただければ幸いです。
◇special thanks!
夕さん【user/6585519】 本当にありがとうございました!
2017-12-10 09:25:44 +0000