「……僕のことは、ほっといて…」
「わからない…わからないんよ…どうしたいかなんて」
「周りに迷惑かけるし、みんなの役に立てないし、家の期待に答える事も逆らう事も満足にできないっ!
……どうせ、どうせ僕なんて…心剣持つ資格なんて…」
(あぁ…もう…いやだ…うるさい…うるさいなぁ…ひとりにしてよ…)
■今年の冬闘乱開催中ですがこちら【illust/56065265】失礼します。
■九王哉芽(くおう かなめ)/2年生/西軍/身長:173cm
一人称:僕/二人称:あなた/三人称:年下・同年→苗字呼び捨て、年上→苗字先輩
■高身長のわりに性格がかなりのビビリ。
仲が良いクラスメイトにはよくくっつく。まるで大型わんこみたいな感じ…だったのだけど
去年の冬闘乱以来から色々(先輩にボコられたり、怨魔の気にあてられたり、大怪我したり)あって心ぽっきり折れて自暴自棄になってる。
1人で隅っこで座り込んでぐずぐず泣いてることが多くなった。
■心剣:傘洸戟(さんこうげき)
【形状は戟(若干大きくなったかもしれない)
先端の矛の部分が蒼の塊になっており哉芽の意志で光の帯を出す事が出来る。
最大は4つ出せるけど今回二つでも薄い壁みたいなのができるようにもなったしそれなりに防御する事ができる。
夏の時と比べて壁の強度が少しあがったらしい。
夏時は自分が引きこもる為に範囲は狭かったけど仲間守る為に多少範囲を広げた】はずだったのに
今は戟の形状維持はなんとかできているが光の帯も黒味を増した上に少ししか伸びない。が誰かが哉芽に近づくと薄暗い壁を張るようになる
**関係者**
-お友達-
□古屋 陣助くん【illust/57248935】
「ごめん、古屋。今は…話したくないし…飛びたくないんだ…」
「どうせ…どうせ古屋には…僕の気持ちなんてわかるはずが…ないじゃん…」
(古屋なりに…前向きに考えてるのに僕なんて…)
(嫉妬してる…なんて…最低…だよね……)
色々あってことについては聞かれても答えられなかった。
心配してくれて話しかけてくれる、けどそれは今の哉芽につらくて。
彼が彼なりに成長しようと努力している姿が哉芽には眩しすぎて気がついたら彼から離れるようになってしまった。
もちろん他の友人も同様に。
■冬闘乱から色々あった。
あの時会った先輩にこてんぱんにされ「心剣をまともに使えないくせに守ろうなんて心剣をなめている」と言われて。
なんだっけ…あ、そうだ。実習で運悪く周りと怨魔と出くわしちゃってそれで…それで…
気がついたら病院のベットの上だった。身体の怪我よりも…黒い何かが心にもやもやしていたし、それに何かこそこそ言われている気がしてうるさかった。
それから冬から春まで自宅で療養したけどずっともやもやがとれなくて。
親はさすがに心配して「無理だったらやめてもいい」と言ってくれた。けど…せっかくできた友達と別れるのが嫌だったから学校に戻った。
心剣の形状は不安定だけど闘乱祭も参加した。意地だった。
でも心のもやもやがとまらない。悲しくなる。つらい。わからない。うるさい。
--僕はどうしたいんだろう。
夏闘乱2015【illust/62851101】
冬闘乱2015【illust/66193489】
2017-12-07 03:49:47 +0000