【はじまり】生魄【王子】

玖乃
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太陽と月 はじまりのカタチ【illust/64996896】に参加させていただきます!

魄 (せいはく)
∟ 18歳/174cm
∟ 一人称:[公]私 [私]俺 / 二人称:[公]貴女 [私]君

†伺皇国 (し こうこく)
∟ 国土の75%が墓所である皇国
 皇族は統治者であると同時に墓守であり特殊な羽織によって鴉に変化し空を駆け広大な墓所を管理している。
 生者の皇帝を空皇、死者となった皇帝を地皇と呼び、定めの上では最新である上位二名による二人の皇帝が存在していることになっている。
 特色として墓石造りに伴った卓越した技術の石細工、死者への手向けのための繊細な造花細工が挙げられる。
 キャラシ内にも記述あり



†婚姻
ファヴール王国 / ランジュ・ファヴール様【illust/65920371

夜の帳、月の影、土の中。
静かなものの常套句、冷たい場所の共通項。大切なものを仕舞っておくならば、うってつけの。
誰かための誰かの願い。死者—彼ら—が静かに眠れますようにという祈り。
そんな"シ"の国に、木陰から陽の光が差す日が来る。

 「……遠路遥々お越し頂き深く感謝を申し上げる。ファヴール王国、第二王女オランジュ・ファヴール殿。
  私がこの国、伺皇国の皇子、名を生魄と。……貴女の夫となる者だ。」
 「太陽の大陸とは勝手も違うだろう、何か不便があれば侍女らに相談されるが良い。
  私はこれから公務が……"あった"のだが、周囲に気と手を回されてしまってな。
  ……堅物が近くに居ると貴女も気が休まらないだろうが、周辺の案内くらいはさせてもらっても構わないか?」
 「この国の雰囲気が貴女の国とまるで異質であることはある程度、理解しているつもりだ。なればこそ、貴女が多くを気負う必要もない。
  肩の力を抜くことは難しいかも知れないが、そう怖がらないでやってくれ。」


不安げな面持ちも仕方がないとは思いもした。
だが数日としないうちに、灯りにも似た雰囲気に彼女の生来、国での面影を見る。
金鈴色の髪、翡翠色の瞳、陽や朝の空とは彼女のようなものなのだろうと感じた。


 「失礼を承知で言うと、君がいつ……音を上げるものかと、日を数えていたものだけれど、なるほど大樹の民は芯が強いな。
  侮っていた非礼を詫びよう、オランジュ。俺も若輩者故、許してくれ。」
 「ノワルの光は火や術とはまた違うもの。参列者の装具や、死者への供物とのたまうにはあまりに神聖な……
  ……大袈裟ではない、この国にはまるでなかったものだ、君と同じようにな。」

 「死は誰にでも平等に。死が二人を分かつまで、とは他国の謳いだ。
  死してもなお、躰と魂の安息を願う、他でもないオランジュ、君の為に。」


 相性重視ではありますがご縁があれば「月の大陸に来てくださる王女様」との婚姻を結ばせて頂ければと考えています。
 交流については外部がほとんどとなり、pixivに投稿しての頻繁な交流の返事は致しかねます。ご了承ください。
 素敵なご縁があることを願っております。あまり硬い文でなくても大丈夫です。既知関係に関しましてもお気軽にどうぞ。
 ご提案等ありましたら、ぜひお伝えください。

 メッセージの返信は即日を心がけますが、二日以上返事がない場合は不着の場合があります。
 お手数ですがもう一通送っていただくようお願い申し上げます。

 問題あればご連絡ください。

 キャプションは随時更新いたします。



†企画元:太陽と月 はじまりのカタチ【illust/64996896

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2017-12-02 17:05:27 +0000