Sag Dem Fruhling【illust/65746960】の参加キャラとなります
世代交代企画は初めてのため、不手際等ございましたら申し訳ありませんが、ご連絡下さい
【名前】シンビデューム(Cymbidium)
【所属国】オーブラカ
【性別】女
【年齢】16歳
【身長】155cm
【一人称】私 【二人称】貴方
【スキル】雪月風花
風に舞う羽は花になり舞い落ちる花びらは触れると雪の様に溶け
華の芳香が残る水となり、幸運のお守りとして喜ばれている
【性格】
オーブラカの森深くに住む有翼種の少女
精霊に近い存在であり、飛ぶというより雪のように空に舞い浮かぶ能力がある
視力はあるが、彼女らの世界は灰色であり、愛を知った時に、色彩を得るという。
人里から離れた場所で育った為世間知らずで恋に恋する乙女
性格は純粋無垢で良くも悪くも無邪気
女性が多い種族の為、男性に対しては夢見がち
空と海と森。自然と草木を愛する純朴な少女
物静かではあるものの、好奇心が強く
お祭りの為に森から出てきたおのぼりさん
手首から先は鳥のような手となっており、足はほぼ人間だが羽毛が生えている
主食は森の木々から得る朝露
好きなもの:空や海や森、華の香り、まだ見ぬ色のある世界
嫌いなもの:粗野な行動
【種族】
身体のどこかに羽を持ち、彼女の羽は耳の一部として生えている。
羽の振動などを音として感じる事ができ、物音のは大変敏感。
羽そのものに飛行能力は無いが、種族として空に浮かぶ事はできる。
体重も軽く、食事は木々から滴る朝露であるという深い森の奥に住まう精霊のような種族
【素敵な旦那様】
ジュノーさん【illust/65955452】
「私とお話して下さるの?ふふ…殿方と二人きりで話すのは初めてだわ!」
「ああ、海の方なのね。潮の匂いがするわ!素敵ね!私、森も海も空も大好きよ」
「きっと、貴方が私に色彩を教えてくれる方ね…ふふ…私、貴方の瞳の色を最初に見たいわ」
【既知関係】
幼友達のチェーロちゃん【illust/66106276】
「チェーロの考える事はいつも楽しいわ!だから、いつでも誘ってね?」
「私ね、沢山食べるチェーロが好きだわ。だって、とても美味しそうに食べるのですもの!そんな貴女の顔を見れば
きっと、みんな幸せな気持ちになるに違いないわ」
「ふふ…聞いてチェーロ。私にね、色を見せてくれる王子様が出来たの…でも王様なの!驚いた?」
◆愛しい人へ◆
ねぇ、チェーロ!聞いて!!素敵な人に出会ったの
街を案内すると私の鋭利な爪の生えた手を、迷うことなく取ってくれた、その人は、歩くのが苦手なのだと小さく笑ったわ。
その顔が可愛らしくて、私もつられてしまったの。だから私ね、歩くのが苦手なら、私がその手を引いてあげれると言ったのよ?
背の高い彼の肩に並ぶように浮かんで、そっと、その手を支える。殿方と、こんなに近くで話すのも、手をつなぐのも初めてで
とてもドキドキしたけれど、それ以上に、彼との会話は楽しかった。だから、次の約束をしてくれた時、とても嬉しかったの!
だって、私もこのままお別れなんて寂しいって思っていたから。同じ事を思っていたなんて、凄いと思わない?
私の世界はモノクロで、いつか愛と共に色が見える日が楽しみだった。
でも、いつしか、その色を見せてくれるのがあの人であれば良いと思っていたわ。
その頃には、きっと恋をしていたの。だって、色は見えないままだったけれど、世界は輝いていたもの。
だからね、最初に見る色はあの人の瞳の色がいいわ。そして、それが何という名の色なのか、教えてもらうの。
私達の寿命は長くはない。40年そこそこ、50年生きた話は聞いた事が無い。
でも、どうか、悲しまないで愛しい人。
人の形ではなくなるけれど、私はずっと傍に居るわ
会話は出来なくなるけれど、貴方の声は聴いているわ
抱きしめられなくなるけれど、貴方には触れて欲しいわ
だから、どうかお願い。私をお傍に置いて下さいな
彼女らは純白の花として生まれ、人の形を成した後
寿命がくると、愛を得て、見た世界の色に彩られた一輪の華と成る
そして、そこが海の底であろうとも、愛しい人の傍らで、枯れる事なく咲き続けるのだ
2017-11-30 15:31:33 +0000