『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』
2017年11月 マストな映像作品ですよ…
人形たちの造形、ストップモーションアニメ技術はもとより
デザイン・画面構成・素材感・美術・ライティング・音響といった、あらゆる目に見えるもの、聞こえてくるものが全てすごい力を持ってる
さらには風俗から色味、物語作り(思想/宗教的な部分)、アニメーションなどに至るまで、日本に対するリスペクトがあった上での「日本的舞台」を構築しています
この点についてはパンフに監督の言葉として明示されている
「宮崎駿は自身が魅了されたヨーロッパの美を自分のものとし、それを自作に反映させている・これは宮崎によるヨーロッパ的美の『解釈』であり、ヨーロッパに対しておこなった『アート』である/私はこれと同様のことを日本文化に対しておこなってみた(要約)」(監督のトラヴィス・ナイトは、日本文化の虜で、黒澤明・宮崎駿の大ファン)
ともあれ、「パペットアニメーション/ストップモーション」という以上の予備知識なしでドカンと飛び込んで、ズガーン!とショックを受けていただきたい…
※吹き替えオススメです
(個人的に感銘を受けたのは、パペットの素材感で、いろんな素材を使ってて中でもライティングによる皮膚に使ってる樹脂の透け感はもうほんと官能的でさえある)
そんなわけで、初めてメイキングみたいなものくっつけてみました
ほぼ迷いなくバーッて描いたので、サル→約3h クボ→2h 折り紙ハンゾウ→1h くらいで描いてます
2017-11-23 13:53:51 +0000