■メフルザード・モルテザ・サレハ/35歳/200cm
アルゾフラの第2王子。気ままな風来坊。
王位は兄が継げばよいと思っている為、後継争いを静観している。
下の兄弟とも折り合いが悪い訳ではない。(ただ奔放さを咎められることが多々ある)
面倒ごとに巻き込まれることを避けて城外で過ごすことが多いが、
国内外の状況を父や兄に伝えており、それで国が良い方向にゆけばよいと一応愛国心は持っている。
兄弟の中では羽竜の血を一番濃く受け継いでいる。
ふらふらと城下へ出ては遊んでいる為、国民からはただの遊び人のような認識。
「暑い?塩でも舐めてりゃなんとかなるさ」
「残念なことに品位の欠片もない男でね。一夜限りの関係だって楽しいものさ。
相手の王子はクズだから国に帰してほしいと早く父君に直訴したほうが身の為だ、姫君よ」
■常夜の大陸より愛らしい姫をお迎えしました!
華佳皇国 銀月さん(illust/65737338)
「ひとまずは、ようこそアルゾフラへと言っておこう。だがあんたは運が悪かったな。
兄に嫁げば王妃になれたろうし、歳の近い弟に嫁げばもっとまともな夫婦になれただろうに。
体よく一番の厄介者を押し付けられたって話さ。まぁなんだ、諦めてくれ」
「付いてくるのは結構だがな、面倒ごとに巻き込まれてくれるなよ。何かあった後にどやされるのは俺なんだ」
「そうだな、俺はこの国と人が好きだ。だからお前がこの国を好いてくれれば文句はない。
銀、お前の屈託のない様は民草からも好感度が高い。国の為とはいえ我々を受け入れてくれたことに礼を言う。」
「掴まれ。今日は海がいつもより赤くなる。空から見せてやろう。
他の王族でもなかなか見たことがない光景だぞ。翼持ちは少ないからな」
「お前の名にもある月とやらを一度はこの目で見てみたい。さぞや美しいのだろう」娘の名に付けるほどなのだから
■赤海のアルゾフラ
翼のような弧を描く湾を有す王国。その海はたびたび赤に染まる。
年間を通じて気温が高く、乾季と雨季がある。
また赤銅の砂漠と紅色の塩湖があり、宝飾品や硝子細工、紅塩が名産。
湾には他国の商船も多く出入りしており活気のある国である。
商人を狙った賊も多い為、治安がいいかと言えば微妙なところ(場所によっては悪い)
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この地に住まう羽竜の元に人々が集ったことが国の興り。
羽竜と恋に落ちた乙女との間に生れた子が今の王族に繋がる。
王族はみな金の角と羽の長尾を有しており、血を濃く受け継ぐ者は羽竜の姿にもなる。
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※キャプションは随時追記してゆきます。
■企画元(illust/64996896)
2017-11-16 15:50:34 +0000