◆こちらの企画様【illust/64996896】にお邪魔致します。
※2ページ以降人外要素にご注意ください。
◆ヴィスネイト・ルサ・クラニオ /Age:112 Height:188 Sex:M
面従腹背、人面獣心を画に描いたような男。
第四皇子という立場から皇位の継承権は本来ないが、腹の底では野心を燃やしている。
今回の婚姻も彼にとってはその足掛かりにすぎない。
自国に謳われる伝承を深く愛し、時間さえあれば文献を読み漁っている。
それ故か月の大陸には並々ならぬ憧れめいたものを抱いているようだ。
ねっとりした語り口。吐息多め。
◆海底帝国ゼスターレ
海底洞窟を掘り進めた先にある水の帝国。国土の大半が海底に位置する。
国民には海生生物の亜人を多く有し、高い身体能力を持つ。中でも皇族は原種に近い形へと変容することが可能である。
広い国土では長年内乱が続いていたが、当代の皇帝の手腕により近年は落ち着きを見せ始めている。
皇族の原種たる遠い祖先は月の大陸生まれということもあり、宮廷内にはそういった伝承類の文献を多く有する。
かつての昔、婿入りした月の王子が国を乗っ取った。
そのようなことがあって以来、外部への門戸を閉じて来たが、近年の情勢の安定化により、再度月の国との国交を、との声が挙がる。
話題に上った王女の嫁入り、名乗りを上げたのは彼の国の第四皇子だった。
◆◆婚約関係 月砂漠ヘルカプラ メルファシャーン姫【illust/65929582】
「遠路遥々、ようこそいらっしゃいました。長い旅路お疲れでしょう。慣れぬ水底、不自由も多かろうとは存じておりますが、
どうぞ今夜はおやすみください。ヘルカプラの姫…名は、…ああ、メルファシャーン姫。」
「は、…ああいえ、面白いなと思っただけですよ。貴女の考えることは…夢見がちで、とても…、お姫様らしいとね」
「愛、あい…愛ですか!互いの国の利のため結ばれた我々に、夫婦の情をお求めと?
嗚呼なんと…どうやら我が姫君、我が細君は随分と可愛らしい考えをお持ちであらせられる!」
愛を語るにその皇子の心はあまりにも拙い。
彼女の立場に、彼女の知識に、彼女の魔力に興味がある。ただそれだけのはずでした。
戯れに紡いだ帝国の伝承、彼女が繋いだ物語は、彼の知らない伝承の続き。
「穏健、平和…皇帝殿の仰ることの何と馬鹿らしいこと。何と愚かしいこと。
平和に甘んずるだけの国家に何の展望がありましょう。これではかの伝承に謳われた月の王子も浮かばれぬでしょうに。」
「嗚呼、しかし私は過ちは繰り返しません。月の王子のようにはなりませんとも。
『月の王子がもたらした落陽、しかしそれはつかの間の落日。国を追われた王子の行く末に、二度として陽が上ることなく。』
…、……今、何と?その後の王子の顛末は、語られてなど…、…ああ、嗚呼、そうですか。いいでしょう。続けて」
「…忙しい身の上が憎らしく思ったのは初めてです。
話の続きを聞かせなさい。鍵は開けておきましょう…今夜、謁見の間の灯りが落ちた後、私の閨へ」
月の見えない海の底。妃が語るは月の伝承。
かつて海底の帝国の玉座に座した月の王子。
閨にて聞きしは彼の英雄譚。復讐劇。愛憎渦巻くその末路。
砂漠の王女と水底の王子、千夜と一夜の物語。
キャプション編集中…
◆申請について
政略結婚らしい後ろ向きな関係でも、ドタバタするような前向きな関係でも、相性次第で素敵なご縁があれば幸いです。絆されたい。既知関係等お気軽に!
キャラクターの性質上、お嫁に来てくださる方だと嬉しいです。
関係成立後はTwitter等でお話や交流等させて頂きたいです。
お返事には~3日ほどお時間を頂く場合がありますので、予めご了承ください。
2017-11-15 14:25:11 +0000